ウガンダの農家さんたちの生活環境を改善したい!【海外インターン体験記】【連載3】神戸大学 岡村冴花

こんにちは!
ウガンダでの研修が残り1週間ほどとなりました、神戸大学国際人間科学部一回生の岡村です!

今回は、私のインターンの内容についてお話ししようと思います。

まず、どんな活動をしているNGO団体なのか?

私のインターン内容を語る上で欠かせないのが、私の勤務先のNGO団体『Multipurpose Training and Community Empowerment Association』についての基礎知識です。

『Multipurpose Training and Community Empowerment Association』略してMTCEAは、所在地のイガンガ県周辺の農家さんの共同体を定期的に訪問して農法に関するアドバイスを行ったり、生徒を募ってパソコン教室を開いたり、地域に密着して活動を行っているNGO団体です。
私はそのうちの、農業に関わる分野でインターンを行っています。

ウガンダの人の8割以上が農業をしている!

副題にある通り、ウガンダの人口のうち8割は農家さん。
でも、そんな国を支える立場にある農家さんの生活の質は十分なものではありません。

トイレが無い家があったり、煙をたくさん排出するストーブのせいで泣きながらご飯を用意したり、子供の学費が払えなかったり……。

そこで、MTCEAでは農家さんたちの理想の家づくりを進めることとなりました。

理想の家づくりのためのミーティング。 小さなNGO団体なので、皆がそれぞれ意見を出し合いやすいです。

小さなNGO団体なので、皆がそれぞれ意見を出し合いやすいです。

そして、目指すこととなったのが以下の6点。
1、食料安全の保障(生活に必要な、十分な栄養を含んだ食料を確保する、ということです。)
2、栄養の改善
3、環境保全
4、集団でのプロジェクト推進(例:村全体で協力して牛を飼う。)
5、衛生状態の向上(例:トイレ、手洗い場の設置)
6、コミュニティー全体での貯金

そして、全ての要素をまとめて、”HOME IMPROVEMENT”と呼んでいます。
全部しっかりと説明したいのですが、詳しくはMTCEAのfacebookをごらんください。(https://web.facebook.com/MTCEA.Uganda/)

私の滞在期間内に全てのワークショップを行うことはできませんが、もしこれらが達成できたなら、農家さんの生活は大きく変わるのではないか?と楽しみです。

↑話し合った末に考え出された農家さんの家の理想形を、わかりやすく絵にしたもの。
ただ、書き終わった後にスペルミスを見つけてとても落ち込みました……

外部から来た私の価値とは?

最初のワークショップは、食料安全保障に関するもの。
MTCEAは、農家の皆さんに家の周りにバナナ農園を作ってもらうことで、必要最低限の食事と栄養、そして売却した時には収入源にしてもらうことを考えています。(ただ、バナナは栄養価が高いために土地の栄養分を吸い取ってしまうので、家畜の糞や落ち葉を利用した肥料を用いる必要があります。)

バイクに乗って1時間かけ、農村の一つへ。
MTCEAが協力している農家のグループは大きく分けて3つの県に分かれており、その中に26もの農家グループが存在します。
中にはバイクで2時間ほどかかる地域もあり、ボランティアでここまで自分を犠牲にしている団体の方の思いに圧倒されます。

↑箇条書きにしたプロジェクトの要素を説明し、その利点などを説明します。

ただここで問題なのは、農家さんに英語がわかる方が少ないということ。
現地のボランティアの人が通訳してくれないと、言葉が通じません。

また、現地の人だからこそ取り上げやすい説明する上でのエピソードなどもあり、私が説明して現地の人に訳してもらうより、現地の人が説明した方が明らかに効率的だと感じました。
外部から来た私の価値とはなんなのだろう?と考えさせられ、時には虚しさを感じます。
この問いは、研修が終わりに近づいた今でもずっと考えています。

↑いいバナナの芽の見分け方を紹介しています。

 

↑実際に説明するだけでなく、村の人と一緒に実践演習をします。
これはバナナの種を植えているところです。

 

1週間後……

1週間後、私と2人の現地ボランティアさんで、農家の皆さんがどれくらいこの取り組みに賛同して実行に移してくれているのか調査しに行きました。

すると、農家さんの家の周りには新しくバナナが植わっていました。

↑一番見事に作られていたバナナ農園。
もともとここには硬い地面しかなかったのに、1人で耕して種を植えるということをやり遂げたそう。
その精神に感服します。

ただ、ワークショップに参加していた全ての農家さんが実践しているわけではありません。

当たり前ですが、このバナナ農園を「やりたい」と思う人と、「やりたくない、メリットを感じない」、と思う人がそれぞれ存在します。
どうすれば、より多くの人に役に立てることができるのか。
自分からやろう、と思えるような提案ができるのか。

きっとこれはボランティアをする上で難しい、けれども受け入れてもらえた時を想像するととてもワクワクする。そんな問いなのではないかと思います。

それでは今回はこのへんで!

読んでくださってありがとうございました!

Webaale nyo! (Thank you very much!)

 

 

最後の最後で見つけた問題解決の第一歩  【海外インターン体験記】【カンボジア】【連載4】明治大学 花本夏貴

こんにちは、明治大学の花本夏貴です。

 

前回の連載3で書いた

「自分のやりたかった『目標達成』の授業と『ルールを守る』ことの重要性をどう組み込むのか。」

今回は、ここに対してどう取り組み、どう感じたのかについて書いていきたいと思います。

 

授業の中の一工夫で

 

運動会が終わった当日、一緒に授業を担当していたシンガポールの女の子と、どのように「ルールを守る」要素を組み込んでいくか話し合いました。その中で授業の最後に行う”Hangman”というゲームで、ルールを守る要素を組み込んでいくのがいいのではないかという結論に至りました。

 

※Hangman…英単語をスペリングから推測して当てるゲーム。生徒にはアルファベットを発言してもらい、それがあっていれば、該当箇所にアルファベットを記入する。

 

運動会の前までの授業では、答えが分かったら教室の前にいる先生(自分)のところにきて、答えを言う形式にしていました。しかしながらアルファベットではなく答えを発言してしまう生徒や、答えを言うための列を作る際に順番抜かしをしてしまう生徒もいました。

 

いざ授業になって、Hangmanをやる時に、

「このHangmanを通じて、授業の復習をするのももちろんだけど、ルールを守る大切さも教えていきたいと思う。」

 

具体的には、

・全員が所定の位置に手を置かないとゲームを始めない

・挙手制にして番号を振ったら、その子は前に来られる

・誰かが答えを発言してしまったらゲームは無効

とルールを変更しました。

 

この形式を1週間、実際にやってみて、最初はやはり戸惑ったりルールを守れていなかったり答えをその場で発言してしまったりする生徒もいたのですが、日がたつにつれ、答えをその場で言わなくなったり、全員がそのルールを理解し、守るようになっていきました。

 

授業を担当した子供たち

最後の最後で掴んだ感覚

 

4週間近く授業を行ったJanesana International Schoolでの最後の授業で、立ち幅跳びを行いました。

自分がどうしてもやりたかった”スポーツを通じて”目標達成の原体験の提供や、ルールを守ることの重要性を伝えるためです。

 

目標達成の観点では、生徒たちに最初は自由に飛ばせて、そのあとに飛ぶコツを伝えることで、今まで到達していなかった目標へ到達できる経験を提供しようとしました。

ルールを守ることは、その場その場で伝えていくしか方法がありませんでした。

与えられた55分の中で、生徒全員4回ずつ飛ぼうと話していました。しかし「どうしてもこの子と一緒がいい」など、整列に時間がかかり、一人一人の踏切足の調整をしたり、みんなでローテーションしている際にも列を崩してしまったりして、結局全員で3回しか飛ぶことができませんでした。

 

 

授業の最後に生徒に向けて話したのが、

「今回の授業で4回飛ぶ予定でいたけど、1人1人がルールを守る意識があったのかな。踏切足をしっかり守れていれば、整列をもっと早くしていれば、もう1回ずつ飛べたかもしれない。先生の話を聞いていれば、時間を少しでもジャンプする方に回せたかもしれない。だけどそれができなかった。今回はかなり厳しくしてしまったけど、ルールを守ることの重要性は前の授業でもずっと話していたところではあったよね。授業でも同じで先生の話をしっかり聞くのが学校のルールとしてあるから、そこをしっかり守っていこう。」

と話をしました。

 

 

1人1人の足の位置をチェックする。細かいことだけどこういうルールを守っていくことも大事。

 

授業が終わった後、1人の女の子と話していて、

「私もルールを守らないことに関して問題意識を持っていたの。自分たち女子は授業に集中したいのに、男子は先生が注意してもうるさくてどうしても集中できなかった。今回の授業で男子たちもこれに気付いてくれたはずだから、今日先生が授業やってくれて本当によかった、ありがとう。」

 

担任の先生とも話していた際、同様のことを言われて自然と涙が出てきました。

 

問題意識の感じたことをその場で考えて実践できた嬉しさや、この日が最後の授業だったので生徒たちがどう変化していくのかが見られない悔しさ、いろいろな感情を抱えながら授業を終えました。

 

次なる1歩

今回のインターンは、多少の後悔はやはりあるものの、自分のやりたかった”スポーツを通じての教育”であったり、そこに紐づけして”ルールを守る大切さ”を教えることができ、非常に充実した6週間を過ごすことができました。

また運動会を通じて、他の国のメンバーを巻き込みながら運営していくことも今までにない貴重な経験でした。

将来、スポーツの持つ可能性を世界に届けたいと考えています。インターンの経験を踏まえて、また次なる1歩を進めていきたいです。

 

今回、1ヶ月以上走り切った15人のインターン生

 

 

 


【花本夏貴さんの参加したEducation Innovator Programmeの詳細はこちら!】

 

 

 

私が見つけた、変わりゆくムンバイ【海外インターン体験記】【インド】【連載1】京都大学 米谷美咲

初めまして。

インド・ムンバイにインターンシップに来ています、京都大学理学部2回生の米谷美咲です。

私の参加するプログラムでは、最初の2週間は他のインターン生と一緒にムンバイ中を歩き回ります。
今回は、その2週間で衝撃を受けたことについてお話しします。

船から見えるインド門

ムンバイで見た海

インド門から船に乗ってエレファンタ島へ行ったときのことでした。
海の色は茶色、茶色、茶色…

見えるのはペットボトル、ビニール袋、誰かのビーチサンダル。
何のためらいもなくパッケージの袋を海へ投げるインド人。

風に吹かれて海へ落ちてゆくゴミを楽しそうに見ていました。

ショックでした。

 

問題を問題だと思う人と、思わない人がいる

彼らも、汚いなあ、とは思っています。

でも、まず自分の行動から直そうという意識は根付いていません。
汚染が進むことでどんな害が起こるのかもおそらく知らないでしょう。

誰かが変えなきゃいけない。でも、知らないから変えられない。

変えようと思うことができない。

問題を問題だと思う人と、思わない人がいる。

当たり前のことかもしれませんが、この現状が私には大きな衝撃でした。

問題を知り、声を挙げ、周りを巻き込んで行動できる。そんな人が必要だ。

そう強く感じた日でした。

Clean Up!

一方で、ムンバイでは大規模なビーチのゴミ拾い活動も実施されています。

先日、Versova Beach Clean Up活動に参加させてもらいました。

この日は100週記念のため、2000人以上もの人が集まっていました。

Versova Beachでのゴミ拾いの様子

ビーチはプラスチックゴミでいっぱいでした。

日本でこんなに大量のゴミを見たことはない、と現地アイセックの人に伝えると、

「これでも、ずっと活動を続けてきてかなり綺麗になった。以前は地面が見えないほどゴミが多かったよ」と言われました。

多くの人の協力と、継続することの大切さを改めて思い知らされました。

ともあれ、海外に行ってビーチの汚さにショックを受けることが今までにも何回かあったので、今回初めてゴミ拾いに参加できて嬉しかったです。

この活動の様子はFacebookで見ることができるので、もし良ければ覗いてみてください!

■ Clean up Versova Beach|Facebookページ

https://www.facebook.com/cleanupversovarockbeach/

 

短期ボランティアって…?【海外インターン体験記】【カンボジア】【連載3】筑波大学 小川真穂

チョムリアプスオ!こんにちは!

 

カンボジアで英語を子どもたちに教える海外インターンシップに参加中の小川です!

 

日本に帰る日が近づいてきて、とても寂しいです。

今回は、子どもたちを教えて来て感じた疑問について話したいと思います。

孤児院での素敵な出会い

私は、毎日S.C.A.O. というNGOで英語を教えています。ですが、9月19日から21日まで、プチュンバンというカンボジアのお盆休みであったため、S.C.A.O.もおやすみでした。

 

その間、縁があり、孤児院を訪れました。

お盆だったため、ほとんどの生徒が帰省をしていて会えませんでしたが、3人だけまだ施設に残っていました。

 

突然現れた謎の日本人なのに、彼らはとてもフレンドリーでした。

着いてすぐ、手を繋がれて一緒に走り回ったり、突然抱っこして来たり、お花をくれたり、髪の毛を結んでくれたり、たくさん遊びました。

 

インターン先であるS.C.A.O.の子供たちは、出会ったばかりのころ全然近寄ってくれませんでした。だけどこの3人の子供たちは人に壁を作らず、フレンドリーに話しかけてくれました。

その姿を見て、きっと彼らはいろんなボランティアの先生にたくさん触れて来た過去があるからこそ初対面でもすぐ仲良くなれるようになったのだろうなと思います。

 

孤児院の人に聞くと、ボランティアで来る先生は、2週間から4週間などの短い期間でくる先生も多そうです。

 

4週間一緒にいて、とても仲良くなってから帰る時、

大人でもお別れは悲しいのに、子どもたちの辛さは想像できません。

 

次の先生は長い間いてくれるかなと毎回毎回期待して、その期待が裏切られて、子どもたちは自然に「信頼」というのが難しくなっているのではないかと、勝手に思いました。

 

 

子どもたちにもらったお花

Don’t get too attached

“Don’t get too attached to them.”

 

これは、S.C.A.O.に1年間ボランティアで来ているドイツ人の先生に言われたことです。

正直、最初はよくわからなかったです。

私の中で、多くの子供に教えるボランティアなどでは子供と先生の距離が近いイメージが勝手にあったから。

 

5週間近く生徒たちに毎日教えに来て、信頼関係を築こうと努力したり、楽しく授業作るように工夫したのですが、生徒たちとの別れが今はとても悲しいです。

 

きっと19歳の私でさえ、こんなに辛いのだから、多くのボランティアとお別れをして来た子供たちはもっと辛い別れをたくさんしているのだろうと思いました。

 

私は、生徒たちに『S.C.A.O.に来たい!』

と思って欲しかったです。

その第一歩として、『先生と話したい!』という考えもありだと思いました。しかし、私が帰ってからのことを考えられていませんでした。

 

“Don’t get too attached to them” の意味が、やっとわかりました。

 

私が仲良くなって、帰る時、一番辛いのは子供たちだから。

 

S.C.A.O. に来ているボランティアの先生たち

 

悔いはない !!

もちろん私がドイツ人の先生に、「あまり仲良くしない方が良い」と言われたように、たくさんのボランティアがくることでお別れが多くなり、子どもたちを傷つけてしまうことがあることを忘れてはいけないなと強く感じました。

 

最初言われた時は、子どもたちと適切な距離を取れてなかったのではないか。自分が子どもたちを苦しめてしまうのではないかと悩みました。

 

しかし今、自分が生徒にしてきた対応や教え方、短期ボランティアに参加したことに後悔はありません。

 

短期ボランティアのメリットはたくさんあると思います。

 

子どもたちが違う背景を持った先生と関われること、生徒によっては合わない先生がいるかもしれないけど、その分合う先生にも出会えること。世界中にたくさんの知り合いができること。いろんな「人」とたくさんふれあえること。

 

また、ある程度の「信頼関係」がないと、生徒と先生の関係性は成り立たないと思います。

信頼関係を築く際に、距離が近くなってしまうかもしれません。

 

最初の方は全く授業を聞いてくれなかった生徒たちが、今になっては、積極的に習った英文を自慢げに私に使ったり、授業が終わっても少し勉強のことを聞いて来る子もいます。

 

発展途上国で、英語教育をするボランティアはたくさんあります。

 

子どもたちにとって何が良いのか。

どうしたら、子どもたちのためになるのか。

周りのひとに言われると、自分がやってきたことに自信が持てなくなります。

 

けど、自分が子どもたちにとって最善であると信じて行ってきたことなら、最後まで自信を持とうと思いました。

 


【小川真穂さんの参加したEducation Innovator Programmeの詳細はこちら!】

 

 

Jebaale ko、Uganda!!【海外インターン体験記】【ウガンダ】【連載2】神戸大学 岡村冴花

皆さんこんにちは!神戸大学1回生の岡村冴花です。

ウガンダでの滞在が後半戦にさしかかろうとしています。

今回は私がウガンダに来て、海外インターンシップや生活をしている中でよく考えることについて書こうと思います。

何もできない……

私のホストファミリーの長女、マリアは16歳。

9月の最初の3週間は学校がお休みらしく、家に帰って来ていました。

ある土曜日の朝、私が起きた時に、マリアは朝ごはんも食べずに食器を洗っていました。

プラスチックのタライに水を溜めて洗っています。

キッチンに水道が通っていないので、20メートルほど離れた蛇口から水を運んで来て利用しています。

手伝いながら、「自分からやっているの?」と訊くと、「そうだよ」と返事をしてくれて、「あなたは日本でよく皿洗いするの?」と訊かれました。

返答に困ったのは、私はほとんど母の手伝いをしてこなかったからです。

人間として恥ずかしくて、答えるのが辛かった。

マリアは家に帰っている間こうして家事の手伝いをして、それでも優秀な成績を修めて奨学金を受け取っているそうです。

皆でご飯の準備をしている様子。 まな板を使わずナイフだけで器用に芋の皮を剥いていきます。

また、「ジャガイモの皮剥ける?」と訊かれた時に「できない(いつもピーラーを使っているから)」と答えたり、服を手洗いしていると、私の下手さを見かねてホストファミリーが手伝ってくれたり……。

私ってなんにもできないんだな。

今までの人生で学んできたことって、ここで生活を営む上でなんの役にも立たないんだな。

と実感しました。

自分はなんて傲慢な生活を送っていたのだろう

私はウガンダに来る前、どうして自分が大学に入ったのか、大学で何がしたいのか、わからなくなっていました。

「授業がつまらない」とか、「大学生活が予想と違った」とか、いろんな言い訳をしてなんとなく生きてきました。

でも、ここに来てから、「自分はなんて傲慢な生活を送っていたのだろう」と毎日思います。

子供を見れば、何回来ているのかわからないほどぼろぼろの服を着ているし、年端もいかない子供が毎日井戸でポンプを押しつつ水を汲んで運んでいます。

井戸で水を汲むために集まっている子供たち。 一番辛いのは、この重いポリタンクを家まで運ぶことです。

なんとなく大学に通って何十万もの学費を両親に支払ってもらうより、過酷な環境の中で生きているこの人たちにそっくりそのままそのお金を渡してしまう方が、よっぽど世の中のためになると思いました。

普通の生活を送っているだけでも、これからの人生の行き方について考えさせられる瞬間がいくつもあります。

生活の助けになるようなことがしたい

なんにもできない私を、それでも受け入れてくれるホストファミリーの皆さん。

ホストマザーは私のことを実の娘のように、家に住んでいる同年代のお姉さんたちは私のことを友達や妹のように扱ってくれます。

そんな彼らに少しでも恩返しがしたくて、休日一人で街に出かけ、店員さんと相談しながら20メートルほどのチューブを購入。

離れた場所にある蛇口に取り付けてみました。

キッチンまで伸びるチューブ。お店の店員さんやお客さんが総出で、蛇口とチューブの接合部分を作ってくれました。 中を水が勢いよく通っていきます。

無事に使えました!

これで、蛇口からわざわざ水を運ぶ必要は無くなります。

自分のちょっとした思いつきがうまく行って、そして何より喜んでもらえたのが嬉しかったです。

しかし、そんな蛇口の水もよく止まります。

そんな時は、家から30メートルほど離れた井戸まで行って水を運ばなければなりません。

今まで、「干ばつ地帯に住んでいる人々の中には、何キロも離れたところから水を運ぶ生活をしている人もいる」と聞いたことがありましたが、

実際に水を10メートルでも運ぶと、その途方も無いつらさに呆然とします。

私がこの問題に一人で取り組めるのはここまでだったけれど、インターンシップを終えた後も、長い年月をかけて、この問題に関わっていきたいと思いましたし、それが私を迎え入れてくれたホストファミリーへの一番の恩返しになるのではないかと思います。

「大学で学問を学ぶ」ということの意味が、一つ増えた瞬間になりました。

 

それでは今回はこの辺で!

次回は私のインターンのことについてお話しできればと思います。

読んでくださってありがとうございました!

Webaale nyo! (Thank you very much!)

 

「ミャンマーでワークショップを開く」ということ【海外インターン体験記】【ミャンマー】【連載3】慶應義塾大学 大家奈穂

ミンガラーバー(こんにちは)!

ミャンマーの若者たちを啓発すべく、現地の大学などでワークショップを行うインターンシップに参加中の大家奈穂です。

 

インターンシップも終盤に差し掛かって来ました。

これまでの連載ではミャンマーの様子を中心にお伝えして来ましたが、今回はミャンマーで私が取り組んできたことについて、お伝えします。

 

 

私がミャンマーでしてきたこと

私が参加しているインターンシップは、「ミャンマーの若者を啓発すべく、ワークショップを行う」というものです。

 

具体的には、16〜20歳くらいの学生15〜40人を対象に、短い時には1時間、長い時には2日間(各日9〜16時)のワークショップ開催しています。

開催場所は様々で、ヤンゴンの大学で行う時もあれば、マンダレーというヤンゴンから車で10時間程のところにある都市の僧院学校まで出向くこともあります。

 

ワークショップの内容は、クリティカル・シンキングができるように主にディスカッション用いたトレーニングを行うものから、リーダーシップとは何かを考え、自分の思うリーダーシップ向上にまで繋げるもの、アントレプレナーシップを、ゲームを通して学んでもらうものまで様々です。

 

このインターンシップに参加しているのは日本人の友人1人と私なので、主に2人で、学校側から提示されたテーマからワークショップ内容を考えるところから始めています。

実際のワークショップでは、ディスカッションやプレゼンテーションを多く取り入れることによって、大勢の前で話すことに慣れていないミャンマーの学生たちが人前で話せる機会を作るようにしています。

 

パアンでのワークショップ後、参加した学生全員との1枚

 

ミャンマーで、各地の学校へ行き、そこにいる様々なバックグラウンドを持った生徒たちと話すと、非常に大きな地域間格差を感じます。

ヤンゴンにいると、たまにアジアの国々を旅したことのある学生に出会いますが、ヤンゴンから少し離れた街まで行ってみると、ミャンマーどころか自分の出身地と学校のある場所以外に行ったことがない、という学生がほとんどの時があります。

 

「外に出られない」理由は2つ。

1つは、お金がないことです。私が行く学校の中には、寄付で運営を行なっており学費が無料な学校もあり、特にそのような学校に通う学生からは、「お金がないから外に出られない」という声を良く聞きます。

2つ目は、親が厳しいことです。ミャンマーでは、特に地方に行けば行くほど、成人するまでは海外に行くことは許さない、という家庭がほとんどのようです。中には門限が20時だという高校生の女の子もおり、ミャンマーの家庭の厳しさを感じました。

 

このような環境下にいるミャンマーの学生たちに対して、私たちが出向いてワークショップを行うことで、「外国人と接する機会」を与え、学生たちの世界を少しでも広げることができる、と考えています。

 

 

パアンでの2度目のワークショップの後、参加した学生たちと

 

 

私にとっての「ワークショップ」

そして何より、私自身がワークショップを通じて、学生たちから多くのことを学んでいます。

 

まず、「自分の力量を知ることができる」。

プレゼンスキルのなさ、英語力の足りなさ、圧倒的な経験値不足…

思い知らされることはたくさんあります。

 

ワークショップは、薄々気づいてはいても目を背け続けてしまっていたであろう自分の力量に向き合う最高のチャンスだと思っています。

プレゼンスキルに関しては、ワークショップを多く行なっていく中で、自分のプレゼンの改善点を見つけ、毎回1つずつ直して行くことを意識したことで、以前よりも向上させることができました。

そして何より、「たくさんの学生と話すことができる」。

これまでに行ったワークショップで関わった学生は通算200人以上。

しかもワークショップは、普段住んでいるヤンゴンだけでなくバゴーやマンダレー、パアンと言った郊外でも行っているため、学生たちの持つバックグラウンドも様々です。

 

 

そんな多様なバックグラウンドを持った学生たちと、時には1対1で話し、日本にいては知ることのできないような数々のストーリーを聞くことができる。

国を越えた共通の話題で盛り上がることもあれば、日本では信じられないような話に息を飲むこともある。

話して初めて知る、多くの課題を抱えたミャンマーの大学の制度。

ミャンマーにいても、学生たちを見ているだけでは気づくことのできなかった「隠れた貧困」。

そしてそんな貧困下にいる女の子と話していて気付かされた「学ぶことの大切さ」。

 

 

日本に帰ったら、その女の子から教えてもらった本を読もうと思っています。

 

ヤンゴンに滞在し続けるのではなく、様々な場所に行き、様々な生徒と話すことができたからこそ、得られた気づきや学びがたくさんありました。

 

マンダレーでのワークショップ後、たくさん話した学生と

 

 

ここからが私の挑戦

ミャンマーでのワークショップ開催の機会は、今回はもうありません。

しかし、ミャンマーの学生たちが私に与えてくれた気づきや感情は日本に帰っても私の心に残り続けると思います。

 

この気づきや感情を大切に、これから、私にできることを、そして私だからできることを探して、多くのことを教えてくれたミャンマーの学生たちに恩返ししたい、そう思っています。

 

英語教育をみんなに【海外インターン体験記】【カンボジア】【連載2】筑波大学 小川真穂

スース・ダイ!こんにちは!

 

カンボジアで英語を子どもたちに教える海外インターンシップに参加中の小川です。

今回は、私のインターン先の「学校」について話したいと思います。

 

教育の大切さ

私は、毎日S.C.A.O.という無料の英語塾のようなところで英語を教えています。

S.C.A.O.は、Mr. Samethという方によって立ち上げられたNGO・NPOです。

 

彼には、クメールルージュによって父親を失い、残された家族とともに貧しい生活を送っていたという経験があります。その後、貧しいながらも、独学や自力で教育を受けてきたからこそ、心から教育の大切さを感じています。

 

「貧しい環境から脱出するためには、クメール語の教育はもちろん英語教育も必要だと感じた。英語教育を受けることによって、より良い仕事が得られ、収入が安定し、質の高い生活を送ることができるようになる。」

 

彼は貧しくても英語の教育を受けられるようにという思いから、S.C.A.O.を立ち上げました。

 

 

S.C.A.O.を立ち上げた当時のMr. Sameth

 

最初は、彼自身の家で、30人近くの生徒を教えた後に、村を周りS.C.A.Oのプロモーション活動をひたすら行うところからのスタートでした。

 

それが、今は、S.C.A.O. 1, S.C.A.O 2, の2施設を作り、3つ目も建設中とどんどん規模が大きくなっています。そしてS.C.A.O.のおかげで、多くの生徒に英語教育の機会が与えられています。

ただ、まだS.C.A.O. 3 を建設する資金が足りていません。また、私のように生徒に英語を教える先生も足りていません。

 

Mr. Samethは、本当にとても優しく穏やかな方で、私や他のインターン生のことを Familyと言ってくれるような方です。

しかし、話を聞きに行くと、実際に行動に移す凄まじい行動力だったり、困難に直面しても自分を曲げない強い信念だったり、教育に対する熱い思いを語ってくれる方です。

 

 

S.C.A.O.を立ち上げたMr. Sameth

 

カンボジアでの英語教育の可能性

学校はプノンペン市内から少しだけ離れたところにあります。

私は、そこから出て土日は市内のホステルに泊まることがあります。

 

そこで、泊まっていたホステルの方に私がS.C.A.O.と言うところで英語の先生をやっていると言う話をしたら、そのホステルの方はS.C.A.O.出身の方でした。

 

S.C.A.O.がやってきたことが、形として現れているのを見られたと思いました。

Mr. Samethが言っていたように、貧しかった家庭の子どもが、S.C.A.O.で英語の教育を受けることによってプノンペン市内で観光客向けの良い職につけることや、村でも英語を広めることでもっと活性化することなど。

 

カンボジアでの英語教育は、カンボジアの子どもたちや、国自体をより活性化して、素敵な場所にできるのではないかと可能性を感じました。

 

S.C.A.O.の魅力をとても感じた瞬間でした。

 

現在建設中のS.C.A.O. 3

 

私がS.C.A.O.でできること

S.C.A.O.で2週間授業をしたり、Mr. Samethと話したりして、私がこのインターン中に取り組むことは、「授業」と「発信」だと感じました。

 

Mr. Samethは「子どもたちに英語を学んでほしい」と言います。

その先生の一人としてやるべきことは、

 

生徒の一人一人と向き合い生徒の将来の選択肢の幅を広げられるような影響を与えるような「授業」をすること。

 

また、S.C.A.O.のことを広め、もっといろんな人に興味を持ってもらえるよう「発信」すること。

 

以上の2つの自分がやるべきことに精一杯取り組んで行きたいと思っています。

それが、多くの人から支援をしてもらえる将来につながると信じて。

 

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日本とちがう!!ベトナムの交通事情【海外インターン体験記】【ベトナム】【連載2】関西学院大学 脇田あかね

こんにちは。ベトナムで教育系のインターンシップに参加している関西学院大学2年の脇田あかねです。

 

ベトナムの交通量の多さは有名ですよね。

私もベトナムに来る前、「ベトナムはバイクがすごいよ~」といろいろな人に言われました。

 

しかし実際に来てみて、その想像を超える交通量にびっくりしてしまいました!!

そんなベトナムの交通事情について今回は書こうと思います。

 

道を渡るのが怖い!!

ベトナムの道路には、車の数を遥かに上回る数のバイクが走っています。

ベトナムでは大通り以外ほとんど信号がなく、信号があるところでもあまり機能していません。

そのため、歩行者はバイクとバイクの間を歩きながら渡ります。

これが本当に怖いです。

ベトナムに来てから3日間ぐらいはひとりで道を渡ることもできず、他の観光客について行ったり、現地の人に一緒に渡ってもらったこともありました。

しかし、驚くことに1週間も経てば慣れてしまい、ひとりで渡れるようになりました。

バイクのスピードはあまり速くないので、勢いで渡ってしまえばバイクが歩行者を避けてくれます。

 

通勤、通学の時間帯の道路の様子

 

ベトナムの変わった交通ルール

バイクをよく見てみると、3人乗り、4人乗りが当たり前のようにされています。

日本ではもちろん違反なので、私もはじめて見た時はすごく驚きました。

しかし、ベトナムの交通ルールでは、大人は最大2人までは一緒に乗ることができます。さらに7歳以下の子供は1人にカウントされないそうです。

そのため、3人乗り、4人乗りが当たり前のようにされているようです。

 

バイク以外の交通手段は?

ベトナムではほとんどの大人が1人1台、バイクを持っているそうです。

そのため、観光客や子供など、バイクを持っていない人はバスを使って移動することが多いです。

私もインターンシップ先に向かうために毎日バスに乗ります。ベトナムのバスは日本のバスと形状がほとんど同じです。

料金はとても安いです。1時間近くバスに乗っても約30円しかかかりません。

そしてたくさんの路線があり、主要路線は10分に一本の間隔で運行しています。

ローカルバスは慣れてしまえば安くて、バイクに比べて安全なのでとっても便利です。

 

バス停付近の交差点の様子

 

こんな便利なサービスも!

東南アジアの国では主流となっているgrab taxiも街中でたくさん見かけます。

grab taxiとは、携帯のアプリから好きな時間に好きな場所にタクシーを配車できるというもので、事前に目的地までの料金、所要時間を確認できるため、安心して使うことができます。

交通量が多いベトナムでは、grabドライバーの登録者数がとても多く、配車をお願いしてからすぐに到着してくれるため、とても便利です。

ちなみに、grabではバイクタクシーも配車できるのですが、バイクの2人乗りは怖いのでまだ挑戦したことはありません。

 

街中で多く見かけるバイクタクシー

 

このように、「交通事情」ひとつとっても日本とは違うことばかりです。

安全には十分に気をつけながら、現地での生活を楽しみたいと思います!

Jebaale ko、Uganda!!【海外インターン体験記】【ウガンダ】【連載1】神戸大学 岡村冴花

突然ですが問題です。

 

Q.今、私はどこで何をしているでしょうか???(複数回答あり)

 

 

 

 

A.初めてのアフリカ渡航国ウガンダで、農業インターンしてます!

 

 

 

初めまして!神戸大学1回生の岡村冴花です。

名前の頭とお尻をとって、「おかか」と呼ばれてます。

ちなみに、「オカカ」はナイジェリアに多い名前だそう。ウガンダで知り合ったケニア人に教えてもらいました。

 

これから日本に帰るまでの1ヶ月半、(心に余裕がある限り)ウガンダでの暮らしを発信して、私が何をしているのかもちょっとだけご紹介できたらと思っています。

 

ちなみに皆さん、ウガンダってどこにあるかご存知でしょうか??

こうやって↓アフリカ大陸がある中で……

 

 

ここ↓にあります!

 

ちょうどヴィクトリア湖の北ですね!

こうやって説明している私も、ウガンダに行くと決まるまでどこにウガンダがあるのか全然知りませんでした笑

 

ウガンダと聞いて、「ウガンダ・・・ああ、ウガンダね!」

とピンと来る人は少ないと思うので、まずはウガンダの基本情報からお伝えしよう!

と思ったのですが・・・

ググったらなんでもわかるこのご時世なので、私の先日(9/9)の出来事についてお伝えしようと思います。

 

ちなみに「Jebaale ko !(ジェバレコ!)」は、ウガンダの言葉で、「こんにちは」の意。

少しずつ、現地の言葉を覚えようと思っています。

 

に、日本食が恋しい・・・

ウガンダに来て1週間経って、私の胃袋はすでに日本食を恋しがっていました笑

ウガンダに来ていろいろなものを食べましたが、正直これほど日本食が恋しくなるとは思いませんでした。

ウガンダの料理は日本人好み?(少なくとも私はそう思います)の味付けで、美味しいのですが…

 

よし、カレーを作ろう!!!

 

そこで週末の仕事が無い日に、日本の家庭料理に欠かせないカレーを作ろう!と決めました。

カレールウは日本からの持ち込み物です。もともと現地で作ろうと思っていました。

あと、ホストファミリーの方たちともっと仲良くなりたいなぁという下心もありました笑

 

いざ、買い出しへ!

私が現在滞在しているのは、ウガンダの中のイガンガという地区。

首都カンパラから車で2時間半くらいの地方都市です。

夕方4時、ホストファミリーのお母さんとボダボダに乗って、家から街へ繰り出します。

ちなみにボダボダとは、ウガンダ中どこの街でも見かけるバイク版タクシーです。

 

街中を走り回るボダボダの様子

 

「ボダ!」と言って手を挙げ、運転手さんに行き先を伝えます。

そのあとは値段交渉。あらかじめ現地の人に、相場の値段を聞いておくことをオススメします。日本人はぼったくられやすい!!

運転手さんの後ろに座ります。慣れたらめっちゃ楽しいです。

 

市場に着くと、いろんな人がそれぞれ思い思いにお店を広げています。

 

 

お店の様子。こんなお店が所狭しと並んでいます。

 

今回カレーを作るために買う材料は、

 

牛肉1kg (10,000ウガンダシリング(以下略))

玉ねぎ 1/2kg (1,000)

じゃがいも 1/2kg (1,000)

人参 1/2kg (1,500)

茄子 1/2kg (500)

米 3/2kg  (3,500)

 

とこんな感じ。ちなみに1円=約30ウガンダシリングです。

 

順調に買い揃えて行ったのですが、ここでハプニングが。

ぽつっと何か落ちて来たなあと思った瞬間、大粒の雨が降り注いで来ました!

しかも、雹が混じっています!

 

雨宿りする人々と、降って来た雹

 

市場にいる人も、「Rain、rain !」と言って慌てて建物の中へ避難します。

一番大変なのは、商品を地面に広げている商人の皆さん。急いでビニール袋を被せたり、パラソルを被せたりしますが、商品はどんどん雨で濡れていきます。

大変さが伝わって来るのですが、私はそのワタワタした感じが面白くて笑ってしまいました。

 

スコールは30分ほど続き、ようやく止みました。

早く帰ってカレーを作らないと、寝るのが遅くなってしまいます!

 

作るぞー!

帰ったのは6時過ぎ。あたりは暗くなってきています。

ホストファミリーにはご夫婦と一人の息子さん、4人の娘さんと一人の同居人の女性がいらっしゃるのですが、仕事に出ていない女性陣が総出でカレー作りを手伝ってくれます。

 

切られた具材たち。お鍋に放り込まれるのを待つばかり。

 

 

私が住んでいるお家には、ガスが通っていません。

なので、木炭を使って火を起こして料理をしています。

ウガンダに来てひしひしと、いかに自分が恵まれていたのかを感じますね・・・。

 

完成したカレーとご飯!

 

カレーは8時過ぎにようやく完成!

ライスはウガンダの主食の一つです。

 

私のホストファミリーはカレーのことを知らなかったので、気に入ってくれるかどうか正直言ってすごく心配でしたが、とても気に入ってもらえました。

 

日本のカレーは国境を越えますね!

「ウェバレクフンバン!(現地の言葉で、Thank you for cooking! の意)」と言ってもらえて、とても嬉しかったです。

 

それでは今回はこのへんで!

読んでくださってありがとうございました!

 

Webaale nyo! (Thank you very much!)

 

【岡村冴花さんが参加した海外インターンシッププログラムの詳細はこちら!】

カンボジアの運動会で感じた、文化の『壁』【海外インターン体験記】【カンボジア】【連載3】明治大学 花本夏貴

こんにちは。

カンボジアにてインターンシップ中の花本夏貴です。

こちらの生活にもやっと慣れて、インターンに参加している他の国のメンバーとも楽しく過ごしています。

今回のインターンでの最大のイベント、”Janesana Sports Festival(運動会)“でのいろいろな気づきを紹介します。

 

そもそも、なぜ運動会…?

今回、運動会を行う学校はJanesana International School (以下JIS)。インターン参加者はこちらの学校でも授業をしています。しかし子供達は普段から体育授業に触れることはなく、いわば「英語塾」のような学校になっています。

連載1でも多少触れましたが、カンボジアには「学校が楽しくない」という理由でドロップアウトしてしまう生徒がまだまだ多数います。学校を少しでも楽しい場所にしたい、スポーツを通じて様々なことを教えていきたい、ということで学校を楽しい場所にする1つの手段として、運動会実施という運びになりました。

今回の運動会開催は、学生団体SeedA様(代表:飛矢 智希)を中心に行われました。出国前に愛知県内の中学生と種目を一緒に考えたり、飛矢さんからはインターン生の全体マネジメントを任されるなど、運動会に携わる1人として、様々な機会をいただきました。

SeedAのイベントで、中学生と一緒に1つのゲームを考えました。
非常に短い時間でしたが、彼らのアウトプットにはかなり驚きました。

ギリギリでいられても困る…

しかしながら、異国での運動会開催は日本のようにすべてがうまくいったわけではありません。運動会のすべての情報が共有されるのが前日や当日になることもあり、SeedAも含め、自分たちが何をどうすればいいのか全くわからず、準備もままならないまま本番を迎えました。

カンボジアの文化として、どんな大事な出来事だとしてもかなりギリギリにならないと伝えてくださらない。

今回の場合だとJISのディレクターがギリギリまで詳細を伝えてくださらず、その中でインターン参加者との会話でミスコミュニケーションも生まれてしまい、インターン参加者の中では不満が噴出してしまうことも多々ありました。

1つ1つのゲームに対して本気で一喜一憂。

苦労した中で見えた課題

そんな中でも、運動会自体はスムーズに運営することができました。手探り状態の中でもインターン参加者が子供達を整列させるのを手伝ってくれたり、途中には一緒に競技に参加したり。また子供達も全力で楽しんでくれたのと、参加者全員でスポーツの楽しさを共有できたのは本当に貴重な経験になりました。

最終日の午後には文化交流会も開かれ、「ソーラン節」やスペインのダンス、カンボジアでの流行曲のカラオケなどが行われ、大いに盛り上がりました。

ただ、会期の中でどうしても“許せない“気づきもありました。

ルールを守ること、危険に対する意識の低さ

子供達はもちろん、一部の先生もルールを守ろうとしない。また危険であることがわからないと会期を通じて感じました。

具体的には『台風の目』でバトンタッチの際にフライングをしてしまったり、『玉入れ』の際に、合図の笛が鳴った後でもお構いなしに球を投げ続けたり、綱引きでは縄をスタートすぐに持ち上げやすくするために縄を足に引っ掛けたり。また運動会を行なっている同じフィールド内でサッカーをしようとしたり。

子供達には感情ではなく、「こういう理由でダメなんだよ」と説明しましたが、返ってくる理由は「向こうもやっているから」。

心の中では「いや、そういうことじゃなくって…」と何度も思いました。

綱引きでもルールを徹底させようとyour hands, on your headさせるも、足が…

生活面でもトゥクトゥクが道路を平気で逆走するなど、普段から感じていることでもあるので、この意識の違いは文化的な違いなのかもしれません。

しかしながら、自分の価値観として「目標達成」うんぬんよりも、

『まずやるべきことをしっかり行った上で自分のやりたいことを行なっていくことを是』

と考えているので、この文化の違いに非常に敏感に反応してしまいました。

3日間の運動会をやりきった学生団体SeedAのメンバーとインターン参加者
後列左から4人目が花本、最前列中央が代表の飛矢さん

この『壁』にどう取り組むのか?

運動会の翌日からも、もちろん通常の授業が待っています。ここで感じた文化の『壁』に対して、どう取り組んでいくのか。その中にどうやってこの気づきを、すでに決定しているJISのカリキュラムにどう取り入れていくのか、が今後の課題となっています。

自分のやりたかった『目標達成』の授業と『ルールを守る』ことの重要性をどう組み込むのか。

インターンの終わりも近づいてますが、最後の最後まであがいて来ます。

 


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