日本とちがう!!ベトナムの交通事情【海外インターン体験記】【ベトナム】【連載2】関西学院大学 脇田あかね

こんにちは。ベトナムで教育系のインターンシップに参加している関西学院大学2年の脇田あかねです。

 

ベトナムの交通量の多さは有名ですよね。

私もベトナムに来る前、「ベトナムはバイクがすごいよ~」といろいろな人に言われました。

 

しかし実際に来てみて、その想像を超える交通量にびっくりしてしまいました!!

そんなベトナムの交通事情について今回は書こうと思います。

 

道を渡るのが怖い!!

ベトナムの道路には、車の数を遥かに上回る数のバイクが走っています。

ベトナムでは大通り以外ほとんど信号がなく、信号があるところでもあまり機能していません。

そのため、歩行者はバイクとバイクの間を歩きながら渡ります。

これが本当に怖いです。

ベトナムに来てから3日間ぐらいはひとりで道を渡ることもできず、他の観光客について行ったり、現地の人に一緒に渡ってもらったこともありました。

しかし、驚くことに1週間も経てば慣れてしまい、ひとりで渡れるようになりました。

バイクのスピードはあまり速くないので、勢いで渡ってしまえばバイクが歩行者を避けてくれます。

 

通勤、通学の時間帯の道路の様子

 

ベトナムの変わった交通ルール

バイクをよく見てみると、3人乗り、4人乗りが当たり前のようにされています。

日本ではもちろん違反なので、私もはじめて見た時はすごく驚きました。

しかし、ベトナムの交通ルールでは、大人は最大2人までは一緒に乗ることができます。さらに7歳以下の子供は1人にカウントされないそうです。

そのため、3人乗り、4人乗りが当たり前のようにされているようです。

 

バイク以外の交通手段は?

ベトナムではほとんどの大人が1人1台、バイクを持っているそうです。

そのため、観光客や子供など、バイクを持っていない人はバスを使って移動することが多いです。

私もインターンシップ先に向かうために毎日バスに乗ります。ベトナムのバスは日本のバスと形状がほとんど同じです。

料金はとても安いです。1時間近くバスに乗っても約30円しかかかりません。

そしてたくさんの路線があり、主要路線は10分に一本の間隔で運行しています。

ローカルバスは慣れてしまえば安くて、バイクに比べて安全なのでとっても便利です。

 

バス停付近の交差点の様子

 

こんな便利なサービスも!

東南アジアの国では主流となっているgrab taxiも街中でたくさん見かけます。

grab taxiとは、携帯のアプリから好きな時間に好きな場所にタクシーを配車できるというもので、事前に目的地までの料金、所要時間を確認できるため、安心して使うことができます。

交通量が多いベトナムでは、grabドライバーの登録者数がとても多く、配車をお願いしてからすぐに到着してくれるため、とても便利です。

ちなみに、grabではバイクタクシーも配車できるのですが、バイクの2人乗りは怖いのでまだ挑戦したことはありません。

 

街中で多く見かけるバイクタクシー

 

このように、「交通事情」ひとつとっても日本とは違うことばかりです。

安全には十分に気をつけながら、現地での生活を楽しみたいと思います!

Jebaale ko、Uganda!!【海外インターン体験記】【ウガンダ】【連載1】神戸大学 岡村冴花

突然ですが問題です。

 

Q.今、私はどこで何をしているでしょうか???(複数回答あり)

 

 

 

 

A.初めてのアフリカ渡航国ウガンダで、農業インターンしてます!

 

 

 

初めまして!神戸大学1回生の岡村冴花です。

名前の頭とお尻をとって、「おかか」と呼ばれてます。

ちなみに、「オカカ」はナイジェリアに多い名前だそう。ウガンダで知り合ったケニア人に教えてもらいました。

 

これから日本に帰るまでの1ヶ月半、(心に余裕がある限り)ウガンダでの暮らしを発信して、私が何をしているのかもちょっとだけご紹介できたらと思っています。

 

ちなみに皆さん、ウガンダってどこにあるかご存知でしょうか??

こうやって↓アフリカ大陸がある中で……

 

 

ここ↓にあります!

 

ちょうどヴィクトリア湖の北ですね!

こうやって説明している私も、ウガンダに行くと決まるまでどこにウガンダがあるのか全然知りませんでした笑

 

ウガンダと聞いて、「ウガンダ・・・ああ、ウガンダね!」

とピンと来る人は少ないと思うので、まずはウガンダの基本情報からお伝えしよう!

と思ったのですが・・・

ググったらなんでもわかるこのご時世なので、私の先日(9/9)の出来事についてお伝えしようと思います。

 

ちなみに「Jebaale ko !(ジェバレコ!)」は、ウガンダの言葉で、「こんにちは」の意。

少しずつ、現地の言葉を覚えようと思っています。

 

に、日本食が恋しい・・・

ウガンダに来て1週間経って、私の胃袋はすでに日本食を恋しがっていました笑

ウガンダに来ていろいろなものを食べましたが、正直これほど日本食が恋しくなるとは思いませんでした。

ウガンダの料理は日本人好み?(少なくとも私はそう思います)の味付けで、美味しいのですが…

 

よし、カレーを作ろう!!!

 

そこで週末の仕事が無い日に、日本の家庭料理に欠かせないカレーを作ろう!と決めました。

カレールウは日本からの持ち込み物です。もともと現地で作ろうと思っていました。

あと、ホストファミリーの方たちともっと仲良くなりたいなぁという下心もありました笑

 

いざ、買い出しへ!

私が現在滞在しているのは、ウガンダの中のイガンガという地区。

首都カンパラから車で2時間半くらいの地方都市です。

夕方4時、ホストファミリーのお母さんとボダボダに乗って、家から街へ繰り出します。

ちなみにボダボダとは、ウガンダ中どこの街でも見かけるバイク版タクシーです。

 

街中を走り回るボダボダの様子

 

「ボダ!」と言って手を挙げ、運転手さんに行き先を伝えます。

そのあとは値段交渉。あらかじめ現地の人に、相場の値段を聞いておくことをオススメします。日本人はぼったくられやすい!!

運転手さんの後ろに座ります。慣れたらめっちゃ楽しいです。

 

市場に着くと、いろんな人がそれぞれ思い思いにお店を広げています。

 

 

お店の様子。こんなお店が所狭しと並んでいます。

 

今回カレーを作るために買う材料は、

 

牛肉1kg (10,000ウガンダシリング(以下略))

玉ねぎ 1/2kg (1,000)

じゃがいも 1/2kg (1,000)

人参 1/2kg (1,500)

茄子 1/2kg (500)

米 3/2kg  (3,500)

 

とこんな感じ。ちなみに1円=約30ウガンダシリングです。

 

順調に買い揃えて行ったのですが、ここでハプニングが。

ぽつっと何か落ちて来たなあと思った瞬間、大粒の雨が降り注いで来ました!

しかも、雹が混じっています!

 

雨宿りする人々と、降って来た雹

 

市場にいる人も、「Rain、rain !」と言って慌てて建物の中へ避難します。

一番大変なのは、商品を地面に広げている商人の皆さん。急いでビニール袋を被せたり、パラソルを被せたりしますが、商品はどんどん雨で濡れていきます。

大変さが伝わって来るのですが、私はそのワタワタした感じが面白くて笑ってしまいました。

 

スコールは30分ほど続き、ようやく止みました。

早く帰ってカレーを作らないと、寝るのが遅くなってしまいます!

 

作るぞー!

帰ったのは6時過ぎ。あたりは暗くなってきています。

ホストファミリーにはご夫婦と一人の息子さん、4人の娘さんと一人の同居人の女性がいらっしゃるのですが、仕事に出ていない女性陣が総出でカレー作りを手伝ってくれます。

 

切られた具材たち。お鍋に放り込まれるのを待つばかり。

 

 

私が住んでいるお家には、ガスが通っていません。

なので、木炭を使って火を起こして料理をしています。

ウガンダに来てひしひしと、いかに自分が恵まれていたのかを感じますね・・・。

 

完成したカレーとご飯!

 

カレーは8時過ぎにようやく完成!

ライスはウガンダの主食の一つです。

 

私のホストファミリーはカレーのことを知らなかったので、気に入ってくれるかどうか正直言ってすごく心配でしたが、とても気に入ってもらえました。

 

日本のカレーは国境を越えますね!

「ウェバレクフンバン!(現地の言葉で、Thank you for cooking! の意)」と言ってもらえて、とても嬉しかったです。

 

それでは今回はこのへんで!

読んでくださってありがとうございました!

 

Webaale nyo! (Thank you very much!)

 

【岡村冴花さんが参加した海外インターンシッププログラムの詳細はこちら!】

カンボジアの運動会で感じた、文化の『壁』【海外インターン体験記】【カンボジア】【連載3】明治大学 花本夏貴

こんにちは。

カンボジアにてインターンシップ中の花本夏貴です。

こちらの生活にもやっと慣れて、インターンに参加している他の国のメンバーとも楽しく過ごしています。

今回のインターンでの最大のイベント、”Janesana Sports Festival(運動会)“でのいろいろな気づきを紹介します。

 

そもそも、なぜ運動会…?

今回、運動会を行う学校はJanesana International School (以下JIS)。インターン参加者はこちらの学校でも授業をしています。しかし子供達は普段から体育授業に触れることはなく、いわば「英語塾」のような学校になっています。

連載1でも多少触れましたが、カンボジアには「学校が楽しくない」という理由でドロップアウトしてしまう生徒がまだまだ多数います。学校を少しでも楽しい場所にしたい、スポーツを通じて様々なことを教えていきたい、ということで学校を楽しい場所にする1つの手段として、運動会実施という運びになりました。

今回の運動会開催は、学生団体SeedA様(代表:飛矢 智希)を中心に行われました。出国前に愛知県内の中学生と種目を一緒に考えたり、飛矢さんからはインターン生の全体マネジメントを任されるなど、運動会に携わる1人として、様々な機会をいただきました。

SeedAのイベントで、中学生と一緒に1つのゲームを考えました。
非常に短い時間でしたが、彼らのアウトプットにはかなり驚きました。

ギリギリでいられても困る…

しかしながら、異国での運動会開催は日本のようにすべてがうまくいったわけではありません。運動会のすべての情報が共有されるのが前日や当日になることもあり、SeedAも含め、自分たちが何をどうすればいいのか全くわからず、準備もままならないまま本番を迎えました。

カンボジアの文化として、どんな大事な出来事だとしてもかなりギリギリにならないと伝えてくださらない。

今回の場合だとJISのディレクターがギリギリまで詳細を伝えてくださらず、その中でインターン参加者との会話でミスコミュニケーションも生まれてしまい、インターン参加者の中では不満が噴出してしまうことも多々ありました。

1つ1つのゲームに対して本気で一喜一憂。

苦労した中で見えた課題

そんな中でも、運動会自体はスムーズに運営することができました。手探り状態の中でもインターン参加者が子供達を整列させるのを手伝ってくれたり、途中には一緒に競技に参加したり。また子供達も全力で楽しんでくれたのと、参加者全員でスポーツの楽しさを共有できたのは本当に貴重な経験になりました。

最終日の午後には文化交流会も開かれ、「ソーラン節」やスペインのダンス、カンボジアでの流行曲のカラオケなどが行われ、大いに盛り上がりました。

ただ、会期の中でどうしても“許せない“気づきもありました。

ルールを守ること、危険に対する意識の低さ

子供達はもちろん、一部の先生もルールを守ろうとしない。また危険であることがわからないと会期を通じて感じました。

具体的には『台風の目』でバトンタッチの際にフライングをしてしまったり、『玉入れ』の際に、合図の笛が鳴った後でもお構いなしに球を投げ続けたり、綱引きでは縄をスタートすぐに持ち上げやすくするために縄を足に引っ掛けたり。また運動会を行なっている同じフィールド内でサッカーをしようとしたり。

子供達には感情ではなく、「こういう理由でダメなんだよ」と説明しましたが、返ってくる理由は「向こうもやっているから」。

心の中では「いや、そういうことじゃなくって…」と何度も思いました。

綱引きでもルールを徹底させようとyour hands, on your headさせるも、足が…

生活面でもトゥクトゥクが道路を平気で逆走するなど、普段から感じていることでもあるので、この意識の違いは文化的な違いなのかもしれません。

しかしながら、自分の価値観として「目標達成」うんぬんよりも、

『まずやるべきことをしっかり行った上で自分のやりたいことを行なっていくことを是』

と考えているので、この文化の違いに非常に敏感に反応してしまいました。

3日間の運動会をやりきった学生団体SeedAのメンバーとインターン参加者
後列左から4人目が花本、最前列中央が代表の飛矢さん

この『壁』にどう取り組むのか?

運動会の翌日からも、もちろん通常の授業が待っています。ここで感じた文化の『壁』に対して、どう取り組んでいくのか。その中にどうやってこの気づきを、すでに決定しているJISのカリキュラムにどう取り入れていくのか、が今後の課題となっています。

自分のやりたかった『目標達成』の授業と『ルールを守る』ことの重要性をどう組み込むのか。

インターンの終わりも近づいてますが、最後の最後まであがいて来ます。

 


【花本夏貴さんの参加したEducation Innovator Programmeの詳細はこちら!】

 

 

インド人にとってはこれが普通! インド会社で働いてびっくりしたこと7選<第二弾>【海外インターン体験記】【連載4】慶應義塾大学 長岡里奈

ナマステ!

SFCを休学し、インドで海外インターンシップを行っている、おかりなです。

今回は、インドの会社で働いてみてびっくりした、インド人の常識についてのレポート第二弾をお届けします。

 

第一弾はこちら!

【びっくり①】路上の床屋さん

インドの道を歩いていると、鏡と椅子が置いてあるのをよく目にします。これは路上の床屋さんで、道端で髪を切ったりヒゲを剃ったりしてくれるんです。通行人の視線もおかまい無し。

屋根を作っている床屋さんもあれば、屋根も仕切りもない場合もあります。とっても開放的ですよね。インドに訪れる際にはぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

路上床屋さんとお客さん

【びっくり②】堂々とぶら下がる生理用品

日本では、生理用品は棚の下の方の段など、あまり目立たないところに置いてあるのが普通ですよね。

でも、インドではなんとお店の入り口の上からぶら下がっているんです。しかも色もオレンジや緑など、とても目立ちます。

余談ですが、生理用品とオムツはユニチャームの商品のシェアが多く、特にマミーポコパンツは、日頃オムツを買うことが少ないスラムのお母さんでさえ知っていたので、日本人として誇らしくなりました。

オレンジ色のものが生理用品です。遠くからでも目立ちます。

【びっくり③】小指の爪を伸ばす

インド人男性と話していると、よく小指の爪だけ伸ばしています。レストランの店員さん、オートリクシャーの運転手さんなど、揃いも揃って小指だけ。

当初は「何かヒンドゥー教の教えと関係しているのかな」と思っていましたが、小指の爪を伸ばしている男性に聞いてみると「ただ楽しいから」と答えていました。

知り合いのインド人によると、「古い世代はヒンドゥー教の特殊な教えを信じて爪を伸ばしているけど、若い世代は宗教的な背景を知らず、ただカッコイイと思って伸ばしている」という状況なのだそうです。

見た目は奇妙ですが、なんだか便利そうな爪ですよね。

こんな風に小指の爪だけ見事に伸ばしています。

【びっくり④】男性同士手を繋ぐ

インド人の男性同士はとても仲が良く、肩を組んだり、中には手を繋いで歩く人たちもいます。日本では、男性同士が手を繋いでいたら、カップルかな?と思いますが、ただの友達でも、仲が良ければ手を繋ぐんです。

ただ、これはすべてのインド人に共通することではなく、「男友達同士で手を繋ぐなんて気持ち悪い」という意見を持つインド人男性もいます。

⑤仲良くなるとチャイをくれる

インドといえばマサラチャイ!前回の記事でも紹介しましたが、インドでは小さなカップでチャイを飲む習慣があります。

オフィスだけではなく、例えばスラムでもお母さんがチャイを淹れてくれたり、行きつけの小さなお店でも、仲良くなったおじちゃんがチャイを振舞ってくれたりするんです。いただくチャイはマサラ(スパイス)が入ったマサラチャイ。なんともいえない癖になる美味しさです。

遠慮して「要らない」と何度言っても、笑顔で何杯もチャイを振舞ってくれるインド人の人懐っこさを感じました。

チャイを振舞ってくれる行きつけのお店のおじちゃんです。

【びっくり⑥】ヘルメットの紐は歯でとってくれる

私はよくバイクタクシー(バイクを二人乗りするタクシー。略してバイタク)を利用するのですが、よくヘルメットの紐が壊れていたり、緩すぎたり、逆に硬くしまっていて被れなかったりします。そんな時、バイタクのお兄ちゃんは自分の歯を使って結び目を解いてくれます。よだれが紐に染みていてちょっと汚いのですが、一生懸命でとてもありがたいです。

【びっくり⑦】政府が設置した水飲み場

私が住んでいるジャイプールには、数カ所に政府が設置した「飲み水の給水所」があります。ここでは誰でも無料で飲める水を手に入れることができるので、スラムに住んでいて浄水器はおろか水道がない人や、日中暑い中ずっと屋外で働いている人などが自前の水筒に水を汲んだり、顔を洗ってリフレッシュしたりしています。

本当に飲めるのか怪しいと感じたので、実際に飲んでみましたが、日本人の私でもお腹を壊すことがなかったので、皆さんもインドにお越しの際には飲んでみてはいかがでしょうか。

政府が設置した水飲み場。

いかがでしたか?

日本人にとってはインクレディブルでも、インド人にとっては当たり前の状況に面白さを感じていただけていたら嬉しいです。

 

現在インドの衛生状況改善のため、リサイクル石鹸1つ購入につき2つスラムに届けるプロジェクトにてクラウドファンディングを行なっているので、興味があればぜひチェックしてみてください!

 

インドの子供たちを助けるリサイクル石鹸”SOLP”を広めたい!

長岡里奈さんが推進するプロジェクトのクラウドファンディングページ

 

【インド会社で働いてびっくりしたこと7選<第一弾>はこちら!】

 

【長岡里奈さんの参加したビジネスインターンシップの詳細はこちら!】

 

自分を知ること、世界を知ること【海外インターン体験記】【ベトナム】【連載1】関西学院大学 脇田あかね

はじめまして。

ベトナムで教育系のインターンシップに参加している関西学院大学2年の脇田あかねです。

今回は、私がベトナムでのインターンシップに参加しようと決めたきっかけについて書こうと思います。

ベトナムへの出国当日、空港まで見送りに来てくれた担当マネージャーとの写真。

人と向き合い、自分と向き合う。そして自分自身を知る経験。

これは今回のインターンシップを通して私が成し遂げたい目標でもあります。

 

なんだかかっこいい感じに言っていますが、普段自分と向き合う時間ってなかなかないと思います。

自分自身のことって、知っているようで意外と知らなかったりします。

実際に私も日本で生活しているときは、自分について深く考えることはほとんどありませんでした。

 

自分が本当に好きなことはなんだろう。

自分が大切にしている価値観ってなんだろう。

自分の強みと弱みってなんだろう。

 

6週間という期間を使い、普段と違った環境に身を置くこと、そしてインターンシップを通して違った文化や価値観を持った人と協働することで、この答えをじっくり見つけてみようと思いました。

ルームメイトたちとの夕食の様子。

新しいことに挑戦したかった。

私はいままで一度も東南アジアの国を訪れたことはありませんでした。

東南アジアは私のなかで、発展途上国!というイメージしかなく、そこで生活するなんて想像もできませんでした。

でも、大学生のうちに何か新しいことに挑戦してみたい!という気持ちと、6週間なら挑戦してみよう!という思いでベトナムでのインターンシップに参加することを決めました。

初日に食べたパクチーたっぷりのフォー。

 

やっぱりおもしろい!

実際にベトナムにきて3週間弱経ちましたが、すでにたくさんのカルチャーショックを受けています。

文化も習慣も日本と違うことだらけです。また、途上国ならではな問題もそこら中で目にします。

道を渡るのも怖いほどの交通量。

やっぱり現地に来てみないとわからないことってたくさんあるな。と日々実感しています。

もちろん現地での生活は大変なこともありますが、新しい発見が多くとても刺激的です。

 

次回は、私が現地に来て一番驚いた、ベトナムの交通事情について書こうと思います。

 

知ること、そして考えること【海外インターン体験記】【カンボジア】【連載1】筑波大学 小川真穂

スース・ダイ!こんにちは!

Education Innovator Programme(EIP)という、アイセックの海外インターンシッププログラムを使い、カンボジアで英語を子どもたちに教えるインターンに参加中の小川真穂です。

毎日、カンボジアでたくさんの人に支えられながら日々を元気に楽しく生きています!

今回は大学2年生の貴重な夏休みの2ヶ月間を、なぜ海外インターンに参加すると決めたか、また、実際にカンボジアに来てから考えたことをお伝えします。

 

なぜカンボジアで教育を?

なぜ今回のインターンに参加しようとしたのか、

それは

「もっといろんな子どもに”伝える”経験をしたい」

「今まで行ったことのない国で行われている”教育”を見てみたい」

という2つの大きな理由があります。

 

私は過去に、いばらき子ども大学県南キャンパスの授業の1コマを、筑波大学チームつくスタという団体として小学生約120人に行った経験があります。

一人でも多くの人が世界での教育の現状を知り、自分たちができることを考える。

そして、世界にアクションを起こすきっかけづくりをすることを目標としている団体です。

筑波大学チームつくスタの一員として、いばらき子ども大学県南キャンパスの授業をした時の様子

授業といっても、私ができることは、あくまでも事実を伝えること、そこから考えるのは小学生自身です。

しかし、伝える内容をある程度選定していることで誘導的になったり、ちょっとした一言で小学生に考えさせることができなくなってしまったりしました。

それを改善するために、みんなで何度も話し合いを重ね、細部までこだわった授業を作りました。

 

議論を重ね、授業を作っていく中で一番感じたのは、伝えることの難しさです。

それと同時に小学生が熱心に聞いてくれる姿を見たり、小学生の意見を聞いたりする中で、自分自身にもたくさんの学びがあり、とてもワクワクしました。

授業を準備している期間は、自分自身に対する問いかけのきっかけでもありました。

小学生に、「知る→考える→アクション」をして欲しいと考える中で、自分は世界の教育の現状をどれくらい知っているのだろうかと疑問を持つようになりました。

 

このような授業の経験から、最初に述べた「もっといろんな子どもに”伝える”経験をしたい」「今まで行ったことのない国で行われている”教育”を見てみたい」という感情を抱き、Education Innovator Programmeへの参加を決意しました。

“Education Innovator Programme”のTeach For Japan監修 渡航前研修合宿#2の様子

自分らしく、自分にできることを。

私は、この2ヶ月間のインターンシップを通じて、

「自分が関わった子どもたちに学ぶことの価値を感じてもらいたい」

「知ること、そしてそこから考えてもらうことを繋げたい」

と思っています。

 

子どもたちに向き合った結果、何かしらの形で自分ができることで学校に、子どもたちに、先生たちに、影響を与えたいし自分も影響を受けたいと思っています。

 

正直、「何か形に残ることしなきゃ!」「何かスゴイことしなきゃ!」と周りをみてて焦ることもあります。

ただ、焦らず、自分がどんな目的で、何をしにここに来たのか。

自分らしく、自分にできることを一つ一つしていこうと思っています。

 

【小川真穂さんの参加したEducation Innovator Programmeの詳細はこちら!】


抜け出すことのできなった「日本人」であること【海外インターン体験記】【モンゴル】【連載1】慶應義塾大学 安藤日向子

こんにちは!

モンゴルのIT会社、Unimedia Solutions LLCにて、モンゴル(ウランバートル市)のグルメ業界について、市場調査しています!

慶應義塾大学1年の安藤日向子です。

 

私が配属されたプロジェクトの目的は、モンゴルでグルメサイトを作ること。

日本では、食べログ、Retty、note、tumblrなどなど多くのサービスがSNS化している、と言うのが最近の発見です。

WEB上での人間関係の構築、新たな繋がりを現代の人々は求めている。

そのように感じます。

 

だけど、今回私が伝えたいことは、観光客の私が見るモンゴルの姿、その国に生きる人々が見るモンゴルの姿、双方に存在する大きな「ギャップ」についてです。

ウランバートル市から少し離れると、そこには自然と草原が広がっている。

思うままに生きられる国、モンゴル。

モンゴルでは、友達との待ち合わせなんて、決して予定通りに集まれない。

イベントなんて、決して予定通り開催されない。

路上では車が自由に走り回り、それぞれ自分のことを主張します。

躊躇なくクラクションを鳴らし、自由に道を運転しています。

思うままに振舞っている。そして、それが許されている。

「自由。」

3週間モンゴルで過ごし、強く、そう思いました。

とても居心地の良い国。そう感じていました。

モンゴルの都市、ウランバートル市には高層ビルが立ち並び、郊外と比べかなり発展している。

 

「こんなの自由なんて言えない。」友達に聞いた真逆の主張。

「自由。」私はそう感じました。

しかし、モンゴルに住んでいる人、皆がそう思っているわけではありません。

「こんなの自由なんて言えない。」

友達は、強く、そう主張しました。

 

私が今いるウランバートル市は、ビルがたくさん立ち並び、栄えている町です。その一方で、モンゴルの田舎の方には、遊牧民として、ゲルに住み、家畜を育てて生きている人たちもいます。しかし、マイナス30度以下という寒い冬の中、その多くの家畜は亡くなってしまいます。だから、秋の内に、亡くなる前に売り、お金にしなければならないのです。

暑い夏、極度に寒い夏。「温暖化のせいかもしれない。」友達は、そう言っていました。過酷の天候の中、遊牧民として暮らすことは決して楽ではありません。多くの人々が田舎からウランバートル市に移り込み、現在のウランバートルは予定していた人口の3倍ほどの人々に溢れてしまっています。

田舎から移り混んできた友達は、「田舎の方が断然良い。」そう言います。

慣れるまで、田舎からの人は、信号の見方がわからないし、ゴミはゴミ箱の中に入れなければならないことを知りません。ウランバートルで生まれ、暮らしている人々は、そんな彼らを見て、やむを得ないことはわかっています。だけど、列を抜かされたり、平気で大声で叫ばれたりして、決してそれを快く受け入れているわけではありません。

プラスチックが土に変えらないことを知りません。だから、平気で道端に廃られています。

私は日本人でした。

日本人である私には、「自由」として写ったモンゴルの姿。

しかし、それは、日本人として見ていたからかもしれません。

 

ウランバートルに住む彼らにとって、目の前の問題は彼らにとっては大きな問題。絶対に改善しなければならない事実。

私は他人事になっていたのかもしれません。だから、悪いところも良いところかのように見えてしまっていたのかもしれません。

そして、逆にモンゴルの人々は日本に大きな憧れを持っています。

「マナーがある。」と彼らは言います。

しかし、日本人である私は日本での極度の気遣いがたまに息苦しく感じ、自分がやりたいことを素直に行えないようにも感じます。

 

「同じ国を見ていて、でも、まるで全く違う国にいるみたいだね。」日本にいる友達にそう言われました。立場によって、見たいものが全く違う。見えてくるものも全く違う。

自分の思考が偏ってしまっていたこと、そんなことに「はっ」と、気づかされました。

 

【安藤日向子さんのブログ記事はこちら!】

The JAPANESE Armor / 「日本人」であった | sunsandseeds | note

 

ミャンマーの人って、どんな人?【海外インターン体験記】【ミャンマー】【連載2】慶應義塾大学 大家奈穂

ミンガラーバー(こんにちは)!

ミャンマーの若者たちを啓発すべく、現地の大学などでワークショップを行うインターンシップに参加中の大家奈穂です。

 

ミャンマーに来て2週間がたちました。

ミャンマーの人々の魅力に触れる度に、ミャンマーのことをどんどん好きになっていく毎日です。

今回は、そんな魅力いっぱいのミャンマー人についてお伝えします!

 

底なしに優しいミャンマー人

ミャンマーの最大の魅力は「ミャンマー人の優しさ」にあると言っても過言ではありません。

ミャンマーの人の優しさを感じたエピソードはたくさんありますが、今日はその内の2つのエピソードを取り上げたいと思います。

 

【エピソード① 】バゴーのチャリティースクールを訪ねたら

先週末、ワークショップを開催するため、バゴーというヤンゴンから車で2時間ほど離れた町に行ってきました。

ワークショップを行ったチャリティースクールでは、普段は現地のボランティアの先生方が、自分たちの大学の授業の合間をぬって生徒たちに英語を教えています。

ワークショップ2日目のお昼休み、お昼を食べに外に出ようとすると、そのボランティアの先生方がなんと私たちのためにお昼ご飯を作ってきてくれていたのです!

野菜から鶏肉まで種類も量もたくさん!

中には一皿作るのに3時間以上かかる料理もあるそうで、先生方の優しさとご飯のおいしさに心が温かくなりました。

美味しそうなご飯を前にニコニコが止まらないインターン生たち。

【エピソード② 】激混みバスの中で立っていたら

ワークショップを行った帰り道、日本の通勤ラッシュに負けない混み具合のバスに乗っていた時のことです。

人に押しつぶされながら慣れないミャンマーのバスに1時間以上揺られていた私は、疲れ切っていました。

ヤンゴンの道路の様子。特に朝晩は渋滞が激しく、混雑時には20kmの距離を行くのに車で2時間以上かかることもある。

しばらくすると私が立っていた位置の斜め前の席が空きました。少し座りたい気持ちもありましたが、一緒にバスに乗っていた現地の生徒も立っていたので、そこはグッと我慢。そのまま立っていました。

すると、私の横に立っていた中学生くらいの女の子が、私の肩をトントン、と叩いて、英語で「ここ座っていいよ!」と言ってくれたのです。

激混みバスに慣れているとは言え、女の子も学校の後で疲れ切っているはず。

それにも拘らず、私に席を譲ろうとしてくれた女の子の優しさに、それまでに感じていた疲れは全て吹き飛びました。

小さな小さな気遣いかもしれませんが、それでも外国人の私に話しかけ、席を譲るには相当の勇気が必要だったはずです。

私自身、大学帰りなど、「自分も疲れている」という理由で席が空けば周りを見ることもせず座ってしまいがちです。

忙しい毎日の中で忘れていた「人への気遣い」という大切なことを、このミャンマーの女の子は思い出させてくれました。

 

ミャンマー人の、優しさの理由とは?

ミャンマー人の優しさにあまりにも心を打たれ、その理由が気になり、何人かの人に「何でミャンマー人はこんなに優しいの?」と聞いてみました。

顔を見合わせて照れ笑いをしながら「それがミャンマーの伝統なんだよ!」とのこと。

 

結局、様々なミャンマー人に聞いてみても明確な理由はわかりませんでしたが、この優しさが伝統なんだとしたらなんて良い伝統なんでしょう!

 

笑顔が可愛い!!!

完全に主観になってしまいますが、ミャンマーの人の笑顔が本当に可愛いのです。

街で出会う英語でのコミュニケーションが取れないような人々も、私たちが笑いかけると必ず可愛い笑顔で笑い返してくれます。

私たちが住んでいるアパートの下にいつもいて(おそらく)鍵の管理をしてくれているおじさんも、私たちが出入りする度に可愛い笑顔で ”Good night!” と言ってくれます。(スーパーに出かける時でもおじさんがしてくれる挨拶は ”Good night!” です。)

私たちの住むアパートの下にいるおじさん。笑顔が可愛い!!!

学びに対する真摯な姿勢

ミャンマーでは、メインの活動であるワークショップの開催以外にも、現地の僧院学校での英語教育のお手伝いも行っています。(詳しい活動内容は次の連載でお伝えします!)

ワークショップと僧院学校とでは、教えている内容がだいぶ異なりますが、生徒たちの学びに対する姿勢はどちらも変わりません。

私たちが何かを話す時にこちらを見ていない生徒はほとんどおらず、皆がしっかりと話を聞き、多くの学びを得ようとしている姿勢が伝わってきます。

僧院学校にて、授業を熱心に受ける生徒たち。

終わりに

これ程素敵で魅力的なミャンマーの人々と直接コミュニケーションを取れないことを、本当に残念に感じています。

これからミャンマー語を少しずつ勉強して、できるだけ多くのミャンマー人とコミュニケーションをとり、もっともっとミャンマーの魅力を感じていきたいと思います!

 

次の連載では、私自身のインターンシップ内容とそこで関わっている人たちについて書いて行きたいと思いますので、お楽しみに!

 

 

やってみなけりゃ、何もわからない。【海外インターン体験記】【カンボジア】【連載2】明治大学2年 花本夏貴

こんにちは!

カンボジアで目標達成に関する授業と運動会を実施するインターンシップに参加している花本夏貴です。

インターンも中盤に差し掛かり、現地の学校にて授業をする回数も増えて来ました。カリキュラムや時間の変更など、日々想定外な事態が待ち構えていますが、その度にそれを克服し、みんなで支えあって成長できています。

今回のインターンでは、複数の学校を巡回し、様々な生徒たちに授業を行なっていきます。先日、こっちに来て初めて授業を実施しましたので、そのことについて書かせていただきます。

プノンペンの学校での、初めての授業準備

授業をするために向かったのは、プノンペン市内からトゥクトゥクで15分ほどのPeople Improvement Organization(以下PIO) という、幼稚園から小学生程度の年齢を対象とした学校でした。

授業をする前に、PIOの校長と今回のインターンシップ参加者15人でミーティングを行いました。その中で私は”Language”のグループを担当させてもらうことになり、日本語や日本文化についての授業を行うことにしました。

PIO校長とインターン参加者を交えたミーティングの様子

実際にやって見ることの難しさ

いざ授業当日。1週間近くかけて準備して来た授業を英語で行なったのですが、最初の授業ではなかなかうまく進めることができませんでした。

PIOの生徒は英語の理解度にばらつきがあり、随時プノンペンの委員会のメンバーにクメール語で通訳してもらいながらの授業でした。そのため伝えたいことが伝わっているのかが理解できない部分があったり、全員の生徒に目配りできていなかったり、課題が山積みでした。生徒の中には途中で飽きて来てしまった生徒もいたりなどしました。飽きてしまうということは授業が面白くなかったりするということ。そんな中でもどう修正していくべきなのか悩みながらの授業となりました。

最初にやったひらがなの授業。教えることだけでいっぱいいっぱい。

初日の午後の授業では、その反省点を踏まえながら日本語の挨拶の授業を行いました。これに関しては生徒や先生も巻き込んで一緒に授業を進めることができました。しかしながら、「いただきます」「ごちそうさま」など、カンボジアにない文化に関して説明することが難しく、まだまだ自分自身が授業について考える必要があるなと感じましたし、日本の文化について改めて考える機会にもなりました。

2日目の授業は、初日の反省点を踏まえつつ、自分のやりたいことを試しながら、もう一度日本語の挨拶と、日本の四季についての授業を行いました。その中でもうまくいったものやそこまでうまくいかなかったもの、他人の授業のやり方から真似できるものがたくさんあったので、次に行く学校で実践していくつもりです。

2日目、昨日の反省を生かして再度チャレンジ!

初めて生徒の前に出て感じたのが、当たり前かもしれないけど「何事もやってみないとわからない」ということ。授業にしてもそうだし、日本の文化についてのプレゼンをする際も、いかに自分が日本についてあまり知識がなかったかを痛感しました。まず思い立ったら動いてみる。自分で立てた仮説を検証していいものは残し、ダメなものは捨てていく。短い2日間、4回の授業でしたが学びがたくさんありました。

 

 

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スラムの馬人形作り、アーティ【おかりな、インド人に密着してみたvol.3】【海外インターン体験記】慶應義塾大学 長岡里奈

インドにて5ヶ月間滞在中のおかりなです。

「インド人に密着してみた!」の連載では、「インド人に密着」することで、インクレディブルなインド人の知られざる一面を発信していきます!

今回は、4月からずっとお世話になっているスラムの一家についてお届けします。

インドにはスラムがたくさん

インドと聞くと真っ先に「貧困」の二文字が頭に思い浮かぶ人も多いのではないかと思いますが、やはり、インドで生活していると、至る所にスラムを見かけます。

スラムとは、土地や家を借りずに、国が保有している土地や空き地などに不法に住んでいるエリアのことです。煉瓦造りの簡単な家や木と布やブルーシートなどで作った家がほとんどで、暑さや寒さ、雨から身を守るには完全とは言えません。もちろんトイレやお風呂はなく、スラム一帯で共用の水道から水を汲んできてそれぞれの家で使っています。

私の家の近くにもスラムエリアがあり、4月から今まで通い続けた結果、ある一家と仲良くなりました。今日は彼らについて、紹介します。

仲良くなったスラムの一家

今回のターゲットは「スラムの馬人形作りを営む、アーティ」

まだジャイプールに来て間もない頃のお話です。滞在しているお家からインターン先まではバスで30分ほどなのですが、道中になにやら馬のような赤い人形が並べてあるのを発見しました。気になって後日訪れてみると、そこはスラムで、手作りのテントに住みながら馬の人形を作って売っている、50人ほどのコミュニティだったのです。

コミュニティの人たちは、突然訪れた私を快くもてなしてくれました。彼らのほとんどは英語が話せないため、私の拙いヒンディ語と、英語を少しだけ話せる女の子アーティの助けと、Google翻訳の力を借りてコミュニケーションをとります。

話していくうちに、彼らは馬の人形を作り、それを道や市場で売って8人家族で一日200ルピー(340円ほど)を稼いで生計を立てていることがわかりました。お父さんと弟が藁を馬の形にまとめ、アーティ達3姉妹とお母さんが藁に布を縫い付けて、レースで装飾します。合計6人の子供達は近くの無償の公立の学校に通っていますが、高校や大学への進学は金銭的にできません。アーティは現在18歳で、今年10月に両親が見つけた許婚と結婚するのだそうです。相手の職業はマジシャンだと聞いて、どんな人か心配になったので、許婚と電話で話してみると、英語をしっかりと話せて、気さくなインド人で安心しました。

このような馬の人形を作っています。

貧しい=不幸せ?

経済的に貧しいというと、可哀想だとか幸せじゃないとか勝手に決めつけてしまいそうになりますよね。でも、彼らは金銭的に貧しいにも拘らず、「貧しいから不幸せだ」ということもなく、いつも笑顔に溢れていて、楽しそうで、私にチャイやご飯を振舞ってくれるくらい他者への優しさに満ち溢れています。

彼らは家族同士とても仲が良いだけでなく、コミュニティ内の他の家族とも親密な関係で、協力しながら、時には喧嘩もしながら(一度女同士の殴り合いの喧嘩が始まって怖い思いをしたことがあります)、支え合って生活しています。

そして、彼らの言動の節々から、彼らが自分自身と自分の仕事に誇りを持っていることを感じることが多いんです。

周りの人を大切にしながら、支え合いながら生活し、そんな自分自身に満足しているからこそ、心が満ち足りた状態で幸せそうに見えるのだと思います。

いつでも楽しそうに迎え入れてくれます。

それでも、「貧困」は壁になる

だったら貧困でもいいじゃん、と思ってしまいそうになりますが、貧困によって物理的に困ることが非常に多いのも事実です。

例えば、病気になった時。アーティと結婚の話をしていた際に、「ここ半年、生理がきていない。5つほど病院に診察してもらったけど、治療費が10,000ルピー(約1.7万円)と言われて治療できなかった。結婚を控えているため、フィアンセに知られる前に治療したい」と相談されました。あまりにも治療費が高すぎることに疑問を抱いたので、一緒に別の病院に行ってみたら、診察料と薬代合わせて200ルピーほどで、その上薬を飲んで10日で生理が来るようになったのです。このように、貧困が原因で十分な知識や判断力がない場合、病院から騙されてしまうことも多いです。それに加え、この1回の診察料と薬代200ルピーは、8人家族で1日に稼ぐお金と同じ額で、彼らからしたら大変な出費でした。

また、もう一つ「貧困」が壁になる例があります。私がスラムに通う中で、一度だけ物をせがまれたことがありました。それは「サボン(ヒンディ語で石鹸)」です。彼らは身体や手を洗うときに、通常の石鹸は高くて買えないため、安い衣服を洗う用の石鹸を使っています。そのせいで、肌が傷ついてしまったり、石鹸で使わない選択をすることもあるんです。実はインドには合計70万人が石鹸なしで生活していると言われています。たかが石鹸と思われがちですが、石鹸は子供子供たちを病気から守る重要な役割を担っています。WHOによると5歳未満の死亡者のうち16%が下痢によるもので、肺炎に続いて死亡原因2位となっていますが、この下痢を予防する鍵を握るのが、石鹸なのです。

食事も炭水化物が多めでたんぱく質不足になりがちです。

壁を乗り越えるために、大学生の私にできること

石鹸の重要性を思い知った私は、6月にて市場調査の会社でのインターンを終え、7月からスタートアップにて、石鹸リサイクル事業を始めました。

ホテルでたった一度使われた後捨てられてしまう石鹸を回収してリサイクルし、石鹸が必要な人の元へ届けます。

リサイクルした石鹸

実際にアーティたちに渡したところ、「他の家族から嫉妬された」と言われるくらい、彼らは石鹸を必要としているんです。

この活動を広げるために、今日からクラウドファンディングCampfireにてキャンペーンを行なっているので、興味がある人は是非チェックしてみてください!

 

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