私の海外インターン体験記

  材料集めのインターン


佐藤陽介

大学:一橋大学(参加当時)
国・地域:フィリピン
期間: 3か月

海外インターンシップ参加のきっかけは何ですか?

一つは、国際法を専攻しており、日ごろ、その分野に対するリアリティの不足を実感していたことです。もう一つは、アイセックでの活動を通じて知ったインターン先の一つが自分の興味範囲にも合致していたことがあげられます。

佐藤様のインターンはどんなものでしたか?

日本で働くフィリピンの人(大半が女性)への法的、社会的な支援を行うNGOでインターンしていました。具体的には、フィリピン各地のクライアント宅へ赴きインタビューをしたり、日本の関連法令に関する解説書類の作成や、クライアントとの意見交換会の企画、各種文書の翻訳等を行ったりしていました。

関係諸団体の国内会議に参加

インターン先で、最も楽しかったのはどんなことですか?

まず一つ目に、自分の興味を持っていた分野の、いわゆる「現場」に触れられたことです。その現場にいる人たちがどういった思いや楽しみや悩みを持って過ごしているのかを、本の中では見えてこない立体的な構造の中で微かにでも理解できたことは大変有益な経験だったように思います。
二つ目には、3ヶ月弱と短い間ではあったものの、どんな仕事でも積極的に取り組む意識を持ち続ける中で、日に日に職場のスタッフから少しずつ信頼してもらえるようになり、最終的にいろいろな仕事を任せてもらえるようになったことです。

では逆に、インターン先での最もつらかったことは何ですか?

自分の知識や経験のなさを痛感したことです。自分を信頼して、個人的な相談をしてきてくれる人もいましたが、如何せん専門的な技能や知識があるわけではないので、結局は当たり障りのないことしか言えず、結局は全然役には立っていないのではないかと感じた記憶があります。

インターンでの経験が、どのように自分に成長をもたらしましたか?

インターンシップの内容と比較的親和性の高い仕事に就いたという意味では、この経験が自分の将来に与えた影響は少なくないのだと思います。が、現在はまだよくわからないというのが正直なところです。むしろ、今後社会人として仕事をする上での様々な局面でこの経験が活きてくるのではないかと思っています。

最後に、後輩に対するメッセージをお願いします。

ありふれた言い方かもしれませんが、学生が陥りがちな言葉遊びに満足するのではなく、まずは、積極的に「現場」に身を置いてみること、置こうとすること(それも数日といった単位ではなく、ある程度の期間身を浸してみること)が重要だと思います。何にしても「現場の雰囲気」を掴んで初めて説得的なことも言えるし、その後の具体的なアクションにもつながっていくと思います。 そういう意味で、もし自分の興味のある「現場」が海外にあるのであれば、 海外インターンシップへの参加は一考の価値のある選択肢だと思います。

自分のデスク