【開催報告】宮城へ行こうプロジェクトを開催しました

2019年6月4日

特定非営利活動法人アイセック・ジャパン

宮城へ行こうプロジェクト
全国の大学生30人が本気で ”3.11と未来” に向き合った3日間

 

海外インターンシップ事業を主幹事業とする特定非営利活動法人アイセック・ジャパン(本部:東京都新宿区、会長:各務 茂夫)の会員団体であるアイセック仙台委員会は、2019年3月9日から11日にかけて宮城県、福島県にて「宮城へ行こうプロジェクト」という東日本大震災復興支援ツアーを開催しました。

▼イベント当日の様子

今回、弊委員会では「3.11を風化させるのではなく、未来を切り拓くカギにする」というテーマで宮城・福島を巡る復興支援ツアーを開催しました。これからの社会を担う若者が東日本大震災について知り、発信や自分にできるアクションを考えるために、3日間のツアーでは宮城県と福島県の被災地を訪れたり、被災された方のお話を伺ったりしました。

▼ 会期のコンセプト

今回のイベント責任者は、昨年度アイセック仙台委員会委員長だった庄司友里が務めました。
 私が今回のツアーを開催しようと思ったきっかけは、昨年多くの災害が日本各地で発生し、多くの人の関心が「災害」に向けられたことでした。それまでどこか「他人事」だった災害が「自分事」になった人も多いのではないでしょうか。それと同時に、災害ボランティアなどの活動も全国行われていました。しかし、災害が起こる前にもできる行動がもっとあるはずだと思いました。
 また、アイセックは「平和で人々の可能性が発揮された社会」という理想を掲げ、今、社会を変えようとしている若者が集まっている組織です。そんなアイセックのメンバーたちが「自分事」として災害や復興に向き合うことができれば、3.11やその他の災害も風化させることなく次の世代に意思や教訓を受け継ぐことができるのではないかと考えるようになりました。
 そんな中、今回のツアーでお世話になった被災者の方々に昨年11月初めてお会いした際、震災当時のお話を伺いました。その時特に感じたのは、「私たちの世代は “自分たちだからこそできること” をして受け継ぐことに関わっていくべきだ」ということでした。そんな「自分たちにできることは何か」を考え行動に移すきっかけを作りたいと強く思い、企画を進めていました。
 今回のツアー開催後、参加したメンバーから「この震災は人類にとっての教訓であり、自分たちのような若者が引き継いでいかなければいけないものだと思った」「東北にいる人たちを思い浮かべながら、自分にできることを行動に移していきたい」という声などをもらうことができました。私がこのツアーを通して伝えたかった想いが参加者に響いたんだと感じて、非常に嬉しかったです。
「意思を受け継ぎ、未来を創る。」これこそが、私たち若者に求められていると、このツアーを通して感じました。たとえ、震災当時東北の地にいなかったとしても、どこか自分事にするのが難しいとしても、「他人事」にせずにまずは知ること、そして自分にできる関わり方を見つけ、継続していくことが大事だと思います。私自身、これからの社会を作っていく私たち若者が「3.11を知る」きっかけを作っていくために活動し続けたいと考えています。

宮城大学食産業学部フードビジネス学科 4年 庄司友里

▼イベントの概要

<目的>
「3.11を風化させるのではなく、未来を切り拓くカギにする」

<参加者、ご協力いただいた方々(順不同)>
アイセック・ジャパンに所属する大学生:25名
その他ツアーのアテンドなどにご協力いただいた方  10数名

  • 福島大学 うつくしまふくしま未来支援センター 相双地域支援サテライト 島崎延雄 様, 三枝和代 様
  • リプルンふくしま 様
  • 東京電力廃炉資料館 様
  • 新妻有機農園 新妻良平 様
  • Jヴィレッジ 様
  • 田村孝行 様, 田村弘美 様
  • 女川町まちなか交流館 様
  • 一般社団法人復興応援団 様
  • 株式会社小野花匠園 様
  • 金比羅丸 様
  • 南三陸まなびの里いりやど 様

<日時>
3/9(土)~11(月)

場所>
 福島県(双葉郡)
 宮城県(仙台市、南三陸町、女川町)

<合宿内容>

▼参加者の声

 今まで文字とか感覚でしか無かった「震災、地震」っていうものが、この会期を通じて鮮明な絵、事実になりました。3日間で劇的に変われたわけではありませんが、また東北に行きたい。絶対行きたい。そう思わせてくれる会期でした。(広島大学委員会 2年)

 正直、参加するまでは他人事でした。3.11の日は黙祷はするし震災のニュースを見はするものの、どこか他人事で、大地震が近年起こるとされている東海地区にいながらも防災への関心は薄かったです。今回、3.11を学ぶことに3日間の時間を投資し、どっぷり浸かったからこそ、この3日間の経験を通して震災のことが少し自分ごと化されました。見れた部分はほんの一部分だったけれど、でも自分が見て感じたからこそ、参加後は意識的に震災関連のニュースを拾うようになったしアンテナも張れるようになったと思います。まだアクションベースではなかなか動けていないのでそこは悔やまれますが、これから精進したいです。
田村さんご夫婦のお話を聞いて、そう強く思うようになりました。震災と直接関わるように一見は見えませんが、宮プロに参加した経験を抱きしめて自分の人生を自分らしく一生懸命に生きることはきっと東北にも繋がっていくと思います。(名古屋市立大学委員会 2年)

 今まで自分にとって少し遠い存在だった災害が、身近に感じられ、またこれからどう生きていくのか考えさせてくれた機会でした。(関西学院大学委員会 2年)

 

▼本件に関するお問い合わせ先

特定非営利活動法人アイセック・ジャパン
仙台委員会 専務理事 兼 委員長 兼 宮城へ行こうプロジェクト2019実行委員長 庄司 友里
事業局 広報ブランド担当 松田 将成
電話:03-6457-5806  Email:info@aiesec.jp