インドネシアでのエコツアリズムのインターン渡航前の不安。【海外インターン体験記】【連載1】上智大学 山口詩織

こんにちは!

インドネシアでエコツアリズムのインターンに参加する、山口詩織です。

インドネシアは、手付かずの綺麗な自然が多く残る一方、ゴミ問題などの環境問題が深刻です。

それはとてももったいないことです。

また、インドネシアと聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?

「バリ。」

と答える人がほとんどなのではないでしょうか。

しかし、バリ以外にも魅力的な土地がいっぱいインドネシアにはあるのです。そのことを世界中の私たちは知りません。現地人ですら気付いていない人もいるそうです。

これもまた、もったいないことです。

 

そのようなことに問題意識を感じて生まれたのが、今回私が参加する、WONDERFUL Kei Islandsというインターンシップです。

これから6週間、私がこのインターンシップに参加するに当たって、記事を通して伝えていきたいことが2つあります。

一つ目は、インドネシアのまだ知られていない、隠れた魅力です。

もともと観光に関心のあった私なので、とてもわくわくしています!

そして二つ目は、海外経験のほとんどない私が、ひとりで渡航し、インターンシップに参加することへの不安と、それとどう向き合ったかです。

この記事を読んだ、私と同じような悩みを抱えている人が、少しでも勇気づけられたらいいなと思います。また、私の変化も少しだけ楽しみにして読んでくれたら嬉しいです。

インターン出国前の目標設定セッションの様子

 

私はアイセックのメンバーで、実は私が参加しているインターンシップは自分自身がプロダクト開発に携わったものです。

そのため、一人のインターン参加者として感じる不安に加えて、自分が企画した商品に参加するというプレッシャーもあります。

まずは、一緒にこのインターンシップを創っているメンバーみんなの想いがのったこのWONDERFUL Kei Islandsに、日本人として参加するのが私でいいのかという葛藤です。

英語もろくにしゃべれない私が、他のインターンシップ生や現地の人々を巻き込んで、期待されるような活動ができる自信なんてありません。

それに、そこまでのものを背負わず、ただ漠然と自己成長のためにインターンシップに参加したい、という想いから、このインターンシップにかける期待値が逆に下がってしまいました。

このままで渡航していいのか、葛藤は続きました。

そのような中でも出国準備は進みます。

そこで感じた一番の不安は、飛行機のトランジットです。

私の行くケイ島は小さな島なので直行便がなく、2回も乗り継ぎをしなければいけません。

その上、待ち時間がとても長く、夜でもずっと一人です。

しかも、当たり前だけれど、そこは日本ではない。

無事に現地にたどり着けるか、出国が近づくにつれ、どんどん緊張します。

インドネシア語講座@カフェゼノン

しかし、私の面接を担当してくれた現地人のFaruuq(ファルク)という人は、わかりやすい英語で説明してくれて、スカイプ上でいつもニコニコしていました。

また、「わからないことがあったらなんでも聞いて」とメールやチャットにもすぐに答えてくれました。

そのお陰で、最初は億劫でしかなかった英語の会話もだいぶ気楽にできるようになりました。

挙句の果てには彼のMac Bookを日本で買って持ってきてほしいと頼まれ、渋谷のApple Storeでチャットに悪戦苦闘しながらセットアップまでしました。

他にも、VISAを取るために訪れたインドネシア大使館で、最初はムスッとした印象だった大使館の人が、最後に「勉強頑張って」と言ってくれた時は、それだけでとても嬉しくなりました。

こうして少しずつインドネシアで人と関わることが楽しみになり、英語でのコミュニケーションもやれば何とかなるかもしれないと思うようになりました。

アイセックの仲間たち

こうして出発前に、たくさんの人に話を聞いてもらったり、アドバイスや応援メッセージをもらったり、準備を手伝ってもらったりしました。

その人たち一人ひとりのお陰で、悩みを吐き出せたり、一人ではないと思えたり、前向きになれたりしました。

特に印象に残っている事前準備は、東京見学です。

実際に私がインドネシアに行ったときに、現地の環境や文化と、日本のそれらを比較できるようにするために、メンバーが企画してくれました。

東京湾の汚染された状態を見に行ったり、伝統工芸品の東京染めの体験をしたりしました。

東京湾は、ゴミはあまりないけれど水が澄んでいなくて、有害物質も多く含まれています。

東京染めの体験で驚いたのは、その工場が大正時代から現在までずっと、そのままの状態で使われていることです。

東京染め体験@東京染ものがたり博物館

私の担当マネージャーの、佐野えりかさんもまた、渡航前に大きな支えとなりました。

彼女は同じプロジェクトのメンバーで、私と同い年です。

去年の夏に、同じインドネシアのケイ島に渡航し、このインターンシップを創るための営業活動などをしていました。

だから、彼女は自分の目で見たこと、肌で感じたことを伝えてくれます。

それは現地での生活に実感がわかず、不安になっている私をとても安心させてくれました。

また、渡航前不安になる気持ちを理解して、たくさん面倒を見てくれました。

左が私、右がマネージャーの佐野

人に頼るのにも最初はエネルギーが要ります。

けれど、勇気を持って自分の想いを伝えたら、案外みんな助けてくれて、想像以上に良いことが待っていると思えるようになれました。

この信念を持って、インドネシアでも頑張りたいです。