パナソニック株式会社ブランドコミュニケーション本部 井上敏也様にブランドセミナー「Action Branding」を行っていただきました。
2017年8月31日、パナソニック株式会社ブランドコミュニケーション本部Wonder推進室総括担当課長 井上敏也様によるブランドセミナー「Action Branding」をアイセックで事業企画に携わるメンバー約90名を対象に開催しました。
セミナーの内容
第一部 ブランド論 基礎編
- ブランドとは何か
- ブランド・システムについて
第二部 ブランディング 実践例
- 乾電池実証キャンペーン
- オンライン・エコ・ブランディング
- Wonder創出プロジェクト

パナソニック株式会社ブランドコミュニケーション本部Wonder推進室総括担当課長 井上敏也様
第一部 ブランド論 基礎編
第一部では、ブランドに関する基礎的な理論と、アイセック・ジャパンのブランド・アイデンティティーに関するお話をしていただきました。
「ブランド」が、マーケティングの一部ではなく経営戦略の中核を担うべき概念であることや、言葉で定義しただけでは不十分であり、実践を通して様々な場で体現し続けることこそが重要であることを学びました。
第二部 ブランディング 実践例
第二部では、他者の事例や、井上様が実際にご経験されたブランディングの実践例をご紹介いただきました。
井上様がブランディングを担当した、オキシライド乾電池のTVCM
最後に、本セミナーを通じて得た学びを、今後の事業活動にどう活かすかを考え、ディスカッションを行いました。
ブランドセミナー参加者の声
パナソニック様の掲げるビジョンが、実際のブランド戦略にどのように反映されているか実例を踏まえてお話をお伺いする中で感動しました。特に乾電池エボルタのCMは、初めて拝見させていただいたのですがブランドを体現する姿勢が印象的でした。ご講演を通じて改めて先述した”体現することの大切さ”を教えていただく機会となりました。ありがとうございました。
(アイセック上智大学委員会 副委員長 兼 広報ブランド戦略統括)
ブランドが空想のもののように感じていたが、現実のものとして体感できました。ブランドは表現するだけでは意味がなく、体現しなければならないということが、実感出来てとても満足しています。貴重な経験ありがとうございました。
共創的リーダー(Social Co-Creator )を輩出するというアイセックのビジョン・ミッションを「体現」できるような商品を創っていきたいと思います。
(アイセック関西学院大学委員会 送り出し事業担当)
アイセックにて商品ブランドの策定を行っていて、定義自体に満足はしているが、実践がまだまだ足りないなと痛感しました。ブランドを体現して行くことに今後取り組んでいきます。
(アイセック同志社大学委員会 副委員長 兼 広報ブランド戦略統括)
経営理念と商品をつなげて、その価値を伝えるために行動を起こすことの重要性を理解できました。アイセックの経営理念から一貫性をもって現場のプロダクトまで落とし込むことを意識して修正しようと思います。さらに、委員会内でも自分たちのブランドを確立させるためにしっかりと行動に起こして行く必要があると感じました。
(アイセック中央大学委員会 副委員長 兼 送り出し事業統括)
とても率直な感想を言うと、「こんな仕事がしたいなぁ」と思いました。自分は元々、サービスよりも、物を使って、物を作って周囲に驚きを与えるようなことがしたいと考えていました。ブランドを実践する、というのは、まさにそこに当てはまるな、と思いました。ある技術を使うことで、初めて実感出来る経験があり、砂漠のスノーマンなどはまさにそうでした。
こういった、人の生活に、普段考えられない驚きを生む、という行為をやっていきたいと思うので、このセミナーは僕にとって、期待を広げられるものとなりました。
(アイセック明治大学委員会 プロジェクトリーダー)

関東会場でのセミナー参加者の集合写真
セミナー情報
【セミナー名】
Action Branding
〜パナソニックの活動事例を通じたブランディングの考察〜
【講師】
パナソニック株式会社ブランドコミュニケーション本部Wonder推進室総括担当課長 井上敏也様
【対象】
アイセックでブランディングに関わるメンバー約90名
【場所】
<東京会場>パナソニック 東京汐留ビル
<大阪会場>OBPタワー
【ご協力】
パナソニック株式会社
【2017年3月にパナソニック株式会社様と共催したイベントの開催報告はこちら!】