日本とちがう!!ベトナムの交通事情【海外インターン体験記】【ベトナム】【連載2】関西学院大学 脇田あかね
こんにちは。ベトナムで教育系のインターンシップに参加している関西学院大学2年の脇田あかねです。
ベトナムの交通量の多さは有名ですよね。
私もベトナムに来る前、「ベトナムはバイクがすごいよ~」といろいろな人に言われました。
しかし実際に来てみて、その想像を超える交通量にびっくりしてしまいました!!
そんなベトナムの交通事情について今回は書こうと思います。
道を渡るのが怖い!!
ベトナムの道路には、車の数を遥かに上回る数のバイクが走っています。
ベトナムでは大通り以外ほとんど信号がなく、信号があるところでもあまり機能していません。
そのため、歩行者はバイクとバイクの間を歩きながら渡ります。
これが本当に怖いです。
ベトナムに来てから3日間ぐらいはひとりで道を渡ることもできず、他の観光客について行ったり、現地の人に一緒に渡ってもらったこともありました。
しかし、驚くことに1週間も経てば慣れてしまい、ひとりで渡れるようになりました。
バイクのスピードはあまり速くないので、勢いで渡ってしまえばバイクが歩行者を避けてくれます。

通勤、通学の時間帯の道路の様子
ベトナムの変わった交通ルール
バイクをよく見てみると、3人乗り、4人乗りが当たり前のようにされています。
日本ではもちろん違反なので、私もはじめて見た時はすごく驚きました。
しかし、ベトナムの交通ルールでは、大人は最大2人までは一緒に乗ることができます。さらに7歳以下の子供は1人にカウントされないそうです。
そのため、3人乗り、4人乗りが当たり前のようにされているようです。
バイク以外の交通手段は?
ベトナムではほとんどの大人が1人1台、バイクを持っているそうです。
そのため、観光客や子供など、バイクを持っていない人はバスを使って移動することが多いです。
私もインターンシップ先に向かうために毎日バスに乗ります。ベトナムのバスは日本のバスと形状がほとんど同じです。
料金はとても安いです。1時間近くバスに乗っても約30円しかかかりません。
そしてたくさんの路線があり、主要路線は10分に一本の間隔で運行しています。
ローカルバスは慣れてしまえば安くて、バイクに比べて安全なのでとっても便利です。

バス停付近の交差点の様子
こんな便利なサービスも!
東南アジアの国では主流となっているgrab taxiも街中でたくさん見かけます。
grab taxiとは、携帯のアプリから好きな時間に好きな場所にタクシーを配車できるというもので、事前に目的地までの料金、所要時間を確認できるため、安心して使うことができます。
交通量が多いベトナムでは、grabドライバーの登録者数がとても多く、配車をお願いしてからすぐに到着してくれるため、とても便利です。
ちなみに、grabではバイクタクシーも配車できるのですが、バイクの2人乗りは怖いのでまだ挑戦したことはありません。

街中で多く見かけるバイクタクシー
このように、「交通事情」ひとつとっても日本とは違うことばかりです。
安全には十分に気をつけながら、現地での生活を楽しみたいと思います!