英語教育をみんなに【海外インターン体験記】【カンボジア】【連載2】筑波大学 小川真穂

スース・ダイ!こんにちは!

 

カンボジアで英語を子どもたちに教える海外インターンシップに参加中の小川です。

今回は、私のインターン先の「学校」について話したいと思います。

 

教育の大切さ

私は、毎日S.C.A.O.という無料の英語塾のようなところで英語を教えています。

S.C.A.O.は、Mr. Samethという方によって立ち上げられたNGO・NPOです。

 

彼には、クメールルージュによって父親を失い、残された家族とともに貧しい生活を送っていたという経験があります。その後、貧しいながらも、独学や自力で教育を受けてきたからこそ、心から教育の大切さを感じています。

 

「貧しい環境から脱出するためには、クメール語の教育はもちろん英語教育も必要だと感じた。英語教育を受けることによって、より良い仕事が得られ、収入が安定し、質の高い生活を送ることができるようになる。」

 

彼は貧しくても英語の教育を受けられるようにという思いから、S.C.A.O.を立ち上げました。

 

 

S.C.A.O.を立ち上げた当時のMr. Sameth

 

最初は、彼自身の家で、30人近くの生徒を教えた後に、村を周りS.C.A.Oのプロモーション活動をひたすら行うところからのスタートでした。

 

それが、今は、S.C.A.O. 1, S.C.A.O 2, の2施設を作り、3つ目も建設中とどんどん規模が大きくなっています。そしてS.C.A.O.のおかげで、多くの生徒に英語教育の機会が与えられています。

ただ、まだS.C.A.O. 3 を建設する資金が足りていません。また、私のように生徒に英語を教える先生も足りていません。

 

Mr. Samethは、本当にとても優しく穏やかな方で、私や他のインターン生のことを Familyと言ってくれるような方です。

しかし、話を聞きに行くと、実際に行動に移す凄まじい行動力だったり、困難に直面しても自分を曲げない強い信念だったり、教育に対する熱い思いを語ってくれる方です。

 

 

S.C.A.O.を立ち上げたMr. Sameth

 

カンボジアでの英語教育の可能性

学校はプノンペン市内から少しだけ離れたところにあります。

私は、そこから出て土日は市内のホステルに泊まることがあります。

 

そこで、泊まっていたホステルの方に私がS.C.A.O.と言うところで英語の先生をやっていると言う話をしたら、そのホステルの方はS.C.A.O.出身の方でした。

 

S.C.A.O.がやってきたことが、形として現れているのを見られたと思いました。

Mr. Samethが言っていたように、貧しかった家庭の子どもが、S.C.A.O.で英語の教育を受けることによってプノンペン市内で観光客向けの良い職につけることや、村でも英語を広めることでもっと活性化することなど。

 

カンボジアでの英語教育は、カンボジアの子どもたちや、国自体をより活性化して、素敵な場所にできるのではないかと可能性を感じました。

 

S.C.A.O.の魅力をとても感じた瞬間でした。

 

現在建設中のS.C.A.O. 3

 

私がS.C.A.O.でできること

S.C.A.O.で2週間授業をしたり、Mr. Samethと話したりして、私がこのインターン中に取り組むことは、「授業」と「発信」だと感じました。

 

Mr. Samethは「子どもたちに英語を学んでほしい」と言います。

その先生の一人としてやるべきことは、

 

生徒の一人一人と向き合い生徒の将来の選択肢の幅を広げられるような影響を与えるような「授業」をすること。

 

また、S.C.A.O.のことを広め、もっといろんな人に興味を持ってもらえるよう「発信」すること。

 

以上の2つの自分がやるべきことに精一杯取り組んで行きたいと思っています。

それが、多くの人から支援をしてもらえる将来につながると信じて。

 

【小川真穂さんの参加したEducation Innovator Programmeの詳細はこちら!】